スタート
小学生の頃だった。
親の転勤で転校した学校でできた、初めての友達。
???
???
桃
???
???
???くんは頭もよくて運動も出来て、非の打ち所のない人だった。
その???くんとも親友ぐらい仲良くなった頃。
???
???
桃
???
桃
桃
???
桃
???
???
桃
???
桃
???
桃
???
こんなくだらない話でも覚えているのに…
今はもう君の顔…名前なんて覚えていない。
その日の放課後。
俺と2人で近くにできたクレープ屋に向かっていた最中だった。
横断歩道を渡っている時に、信号無視の車が突っ込んできて君は俺を庇って死んでしまった。
俺はどうしたらいいのか分からず、その場に座り込むことしか出来なかった。
俺があの時すぐに救急車やら周りの大人に助けを求めていれば助かったはずなのに
その信号無視の車は焦って逃げていったらしく、???の親はとても怒っていた。
その矛先は俺にも向き、
汚い言葉を何度も言われ、挙句の果てには、
「あんたが死ねば良かったのに」
とも言われた。
両親は励ましてくれたが、向こうの言っていることは間違ってはいなかった。
俺が死ねばあの子は助かった。
それからは、無気力な毎日を過ごした。
何にも興味を示さなくなり、
就活でもとても苦労した。
昨日天使を見た時、助けないと…という気持ちが先走った。
まるで何かに押されるように_
同僚
桃
同僚
同僚
桃
桃
同僚
桃
同僚
桃
無能…かぁ…
同僚と途中まで帰ることになった。
同僚はいつも俺の事を見ていてくれたようで、
いつでも相談とか愚痴乗るからな…と言ってくれた。
同僚
桃
同僚
桃
青
そういえば…昨日連れて帰ってきたんだった…
靴を脱ぎ、部屋の方へ足を運ぶ。
ボフンッ
勢いよくベッドに飛び込む。
桃
青
桃
青
桃
青
???
桃
その瞬間、青髪の天使とあの子が重なって見えた。
見間違いだったとしても…俺は、あの子とまた話せたと思えるだけでも十分嬉しかった。
桃
青
焦る姿がとても面白く…
とても可愛く見えた。
桃
青
桃
服の袖で涙を拭う。
久々にこんな感情を出したな…と感じた。
桃
桃
青
青
桃
その質問をすると青髪の天使は笑顔が消え、苦しそうな表情に変わっていった。
桃
桃
青
桃
桃
桃
桃
桃
青
何故青にしたかは俺もよく分からない。
ただ…直感で"青がいい"と感じた。
桃
青
桃
今更の質問だった。
でも、確認はしておきたかった。
青
青
桃
青
青
桃
桃
青
桃
青
青
桃
ボロボロな翼を撫でながら話していた。
桃
青
まるで、驚いた…と言わんばかりの顔で見つめてくる。
青
青
青
桃
青
青
桃
そう言って笑う顔が、とても可愛かった。
こうして話してると…昔に戻ったような感じがして嬉しかった。
桃
桃
青
桃
青
青
青
青
桃
青
桃
青
桃
その他…?
桃
桃
桃
青
桃
桃
青
青
桃
罪滅ぼし…とでも言うのだろうか。
せめて…青だけは助けたい。
青
桃
青
青
青
青
青
桃
青
桃
青
青
桃
急な大声に驚いていた時だった。
青
青
青
青を…泣かせるつもりは無かったのに。
桃
こんな時どうすればいいかも分からない自分が憎かった。
どうすればいい? ▶抱きしめる ▶謝る ▶???
1コメの人の回答を採用します😊
コメント
4件
めっっっちゃ好きなんだけど、!! どうしてくれるのよゆのちっ!!( 堕天使設定なのよきぃ……😭︎💕︎✨
私だったら抱きしめます!