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本当の…僕?(バットエンド)後半

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本当の…僕?(バットエンド)後半

1 - 本当の…僕?(バットエンド)後半

♥

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2020年12月26日

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これでやっと幸せになれるっ

なんて。そんなこと考えた俺が ダメだった。

おはよー

_www

(また無視か…)

何も…変わっちゃいなかった

やっぱり嘘つきなんだよ

人間は。

あんだけ信頼を戻させようとしたくせに

あんだけ楽しく遊んだくせに

あんだけ心配してくれたくせに

今じゃこの有様。

あの時…やっぱり願いが 叶っとけばよかったって

思ってしまう。

だから俺は

気づいたんだよ。

その願いが叶わないのだったら

もういっそ自分で叶えちゃえ!

自分の存在を

まっさらに

無くしたい。

先生。俺早退します。

先生

お、おう

(赤…?)

俺はやっぱり

1人の空間がお似合いなんだ。

ピコンッ

ん?あぁ…黄くんからか…

今日今から遊びませんか?か…

あーあ。また潰されちゃった。

死にたかったのにっ。

断ると不審に思われるか…

いいよっと

あー…めんどくさ…

あ…赤来たんだ…

なんだよその嫌な顔。

まぁ遊びますよ!

いいよ。黄くんそんなフォロー しなくて…

空気を気まずくする 邪魔物はもうすぐいなくなりますから

数十分後

っあーっ!遊んだ遊んだ!

なー!

だねー

(いやほぼ俺抜きだったやん。)

(今なら帰ってもいいかなーっと)

(お、抜け出せそう)

(じゃ、もう帰っちゃお。)

あれ?赤くんは?

(あーもうっ!赤が心配だから呼んだのにっ!)

(これじゃ意味無いじゃないですかっ!)

すみません!赤探してきます!

あ、はーい

今ならっ!

ピンポーン

っあーっ!もう!誰なのっ!死ねないじゃん!

…はーい…

ガチャ

あ!赤…!

…黄くん…。あーっえっとー…

なんで帰っちゃったんですか!

だって俺空気だし…

(何かすごく緊張してる)

(何故かこの時期に長袖だし…
不可解なことが多すぎる…)

(一応確認しておかないと…)

赤!ちょっと入りますよっ…

えっ?あっ!黄くんっ!ダメっ

なんでですかっ?

…えーっと…色々とダメなの!

…じゃあ赤…腕を見してください。

(…やべっ…バレてる…)

なっなんで?見せてもなんもないよ?

ふーんっ…じゃあいいです。

ホッ…じゃa

(今だっ)

バッ…

いっ…

やっぱり…リスカしてる…

赤…部屋入りますよ。

(もう…バレちゃったならなんでも…いいや…)

うわっ…血塗れだ…

あははぁ…

あははじゃないですよ!

なんでこんなことするんですか

その時。俺の中の何かが切れた

っだって!

愛してくれなかったからじゃん…

え?

あれだけ…俺を光の世界に戻してくれて…嬉しかった…

けど…っ何も変わっちゃ…
いなかったんだよ…っ

今日の遊びだって俺抜きみたいに遊んでさっ…

つら…かっ…た…っ

だってまたみんな俺を嫌いになっちゃったんでしょ…?

そんなわけっ

そんなわけあるんだよ。

俺は…いつどこにいっても…

いつどこで…何をしたって…

嫌われ者で邪魔なんだよ …?

だから俺はあの日叶えられなかった願いを叶えるって決めた。

っ…待って!死なないで…!

いい加減にしてよ!!

あの日…やっと…幸せになれる

そう思ってた…。

なのにこの有様。

わかる?俺の絶望感。

もう…いいでしょ…?

散々振り回されて…我慢して…

俺はどんだけ我慢
すればいいの?

もう…自由にさせてっ…?

や…だっ…

タッタッタッ

赤!行かないで!

っ…追いかけなきゃ…!

ここ学校の屋上だと思って ください

ふぅ…

あー疲れた…

今度こそ…幸せになれると思ったんだけどな…w

まぁ…来世に任そう!w

ふふっ…涙が…

こんなことやりながら自分でも悲しいのかもねっ…

でも俺はっ…来世の方が幸せになれるんだったら…っ

死ななきゃ。

本当はみんな愛してる…

大好き…っ!

バイバイっ…!

タッ

俺はフェンスの外へ飛び込んだ

俺を幸せにしてください。

そんなことを思いながら 俺の意識は途切れた。

はぁっ…はぁっ…!

どこいっちゃったのっ…!

人手不足だ…はぁっ

みんなにも協力してもらわないと!

紫くんっ!

ん?どしたー?

説明は後でしますからっはぁっ…

みんなを呼んで赤を探してくださいっ!

えっ?なんd

いいから!!

早く!

え、あ…わかったっ

早くしないとっ

赤くんのことならっ自殺行為
でもありうるからっ

グループ通話です

みんなっ

どしたん紫くん?

どうかしました?

なんでもいいからっ赤くんを探してっ!

えっ?いいですけどなんでっ

いいから早くっ!

わ、わかりました。

っはぁっ…はぁっ…!

どこにもいない…

っあーもうっ!なんでもいいから片っ端から探すっきゃない!

赤ーっ!

どこーっ

赤くーんっ!

うわっ…きったなっ…

赤ーっ!返事しろー!

残りは…

学校っ!

学校が1番危ないぞ…っ!

早く行かないとっ…

はぁーっ…っはぁっ…!

赤…っくん?

あそこに倒れてるのって…

グラウンドで血を流した赤が いたんだ…

赤くんっ!

っ…どうしようっ…

黄くんっ!

紫くんっ!いましたか!?

いたよ。学校に今すぐ来て

わかりました

紫くんっ!

黄くんっ…

早くっ!病院行きましょう!

うんっ…

医者

大量出血!

医者

緊急手術!

医者

待合室でお待ちください。

…ぁっ…はい。

俺達は…もう何がなんだか わからなくなって 話に追いつけない状態に なっていた。

だけど時は止まらない。

医者

最前を尽くしましたが…

医者

赤さんは…天に召されました。

…はい。ありがとうっ…ございましたっ…。

嘘…でしょ?

嘘だっ!

紫くんっ!

ぁ…

赤はもう行ったんです…。

認めましょう…。

っ!…黄くんは悲しくないのっ!

悲しくないわけないじゃないですか!!

でもっ…現実はっ…どれほど悔やんだってっ現実は変わらないんですよ!

1番苦しかったのは赤なんじゃないんですか!?

っ…ありがとうっ…

ふぅ…よしっ桃くん達を呼ぼう

ふふっそうですね…

桃くん達?

紫くん!!いないんだけど!

(あっ…探したままだった。)

焦らずによくきいて…?

どうしたんですか?

単刀直入に言うね。

赤くんが自殺で死んだ。

はぁっ…っはっ?

…はぁ!?

えっ?…

病院に来て。早く。

莉犬くんっ…ごめんねっ…!

赤…自殺までさせて…ごめんなさい…

はぁっ…!

赤くん!

そっ…か…行っちゃったもんね…。

ごめんね赤くんっ…来世でまた会えたらいいねっ…!

ありがとうっ赤くんっ…

はぁっ…

…もう…手遅れか…

ありがとうな…赤…そしてごめんな…

赤ぁ!

ごめんなぁ…ごめんっ…

〜130年後〜

前世の記憶を覚えています。

前世の記憶を覚えています。

前世の記憶を覚えています。

前世の記憶を覚えています。

前世の記憶を覚えています。

前世の記憶は覚えてません。

みんなっ!おはよーっ!

おはようございますっ

さっ行こーぜ!

だね

赤も…この世界にいるのかな…

もうっ!遅刻しますよ!

はいはーい

先生

HRだぞー

よっしゃ移動教室なしっ!

先生

転校生を紹介する。

赤です。よろしくお願いします!

はっ?…あ、赤…

赤が…っいるっ…

赤っ…くんっ…

本当に…赤くんっ…なの?

…赤だ…っ

その瞬間。

俺達の第2のストーリーが 始まる音がした。

いやー長かったwww

番外編多分続きます!

次のストーリーをお楽しみに!

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コメント

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フォロー失礼しますブクマ失礼しますm(_ _)m🙇‍♀️

ユーザー

ブクマ失礼します!!

ユーザー

フォロー&ブクマ失礼します

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