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テラーノベル(Teller Novel)
最愛の人へ

最愛の人へ

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3

第3話

♥

46

2024年02月26日

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それから 俺と翔太はよく会うようになった もちろん父にバレないように

翔太

ごめんお待たせ!

大丈夫だよ
俺も今来た所だから
じゃあ行こっか

俺達は色んな店に入った

翔太

ねぇ、蓮 あの店行きたい!

分かった分かった笑

(本当に可愛いな…笑)

気がつけば 翔太の事ばかり考えるようになった

翔太

あ、蓮 時間大丈夫?
お父さんに怒られない?

大丈夫大丈夫
ほら、次あの店で何か食べようよ

翔太と少しでも長く一緒に居たい 父の事などどうでもいいと言えば嘘だ だが 俺にとって 翔太との時間は大切なものだった

翔太

うわっ 美味そう…!

目の前にあんみつが置かれた 翔太は輝かしい目で俺を見た 無意識に頬が緩む

翔太

いただきます!
…うわっ美味!?

ふふっ笑 良かった

翔太

蓮も早く食べなよ
じゃないと俺食べるよ?

え、それはダメ!笑

翔太は俺のあんみつを見つめていた

欲しい?笑

遠慮がちにコクっと頷いた

はい、翔太 あーん

翔太は恥ずかしそうに頬張った 凄く嬉しそうにしていて 見ているこっちまで嬉しくなる

ご馳走様でした

翔太

ご馳走様でした

ねぇ、翔太 時間大丈夫?

翔太

え…うん
大丈夫だけど…?

星見に行かない?

翔太

星!?見る!

ははっ笑
じゃあ今から行こうか

翔太

やった!
蓮は星好きなの?

うん
星見るの好きなんだよね

まだ誰にも言ってない
秘密の場所に連れて行ってあげる

俺は翔太の手を引いて 星が見える場所へと向かった

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