蓮
翔太
目を瞑ったままの翔太を 手を引いて誘導する
蓮
翔太
翔太
翔太は目を輝かせた 楽しそうに星を見上げる姿が とても愛おしい
蓮
翔太
俺は翔太を抱きしめた
蓮
蓮
蓮
翔太を抱きしめる手に力が篭もる 翔太もそれに答えるように ぎゅっと抱きしめてくれた
翔太
翔太
俺達は微笑みあった
蓮
翔太は顔を曇らせた だが 意を決したように口を開いた
翔太
そう言うと翔太は腕の裾をめくった そこには痛々しい痣があった 俺は言葉を失った
翔太
翔太
翔太
翔太
翔太
翔太の目から涙が溢れた 俺はもう一度ぎゅっと抱きしめた 翔太は俺の胸に顔をうずめ泣いていた
初めて出会った日 雨のせいで気づかなかったけれど もしかしたら 翔太は泣いていたのかもしれない
ずっと1人でこんな大きなものを 背負っていたのかと思うと 心が痛むのと同時に 翔太を傷つけた親も許せなかった
蓮
翔太
翔太の父親は 乱暴に翔太の腕を掴み その場を離れようとした
蓮
翔太
翔太の父親に強く突き飛ばされ 頭を強く打ち付け 俺は気を失った
気がつけば俺は自室で眠っていた
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