テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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乗り越えたい過去がある

第17話 - 一章十話

2024年03月24日

#憑かれた俺と黒神心霊相談所

#俺クロ

#オリキャラ

#恋愛

#異能力バトル

#魔法

月☪︎

主

やっべ、部活で大会メンバーに選ばれちまった。
くっそ、手抜いてたのに…

主

しばらくTERROR入れないかもです。なるだけ頑張るから！！

主

大会メンバーに選ばれた理由？そりゃあれだ。

主

検定の点数を先輩越しちまったから☆

主

嫌だってさ、先輩だよ？！満点合格すると思うじゃん？！？！
負けんの嫌じゃん？だから、ちょーっと頑張ったんですよ。そしたら、ね？

主

先輩、ごめーーーんっ！！！！

雫

ちょっ？！？！先輩に杖向けんなっ！！！

ソルア

喚かないで。うるさい。

黒神ユウマ

ｯ！！！！

ソルア

動くなって言ったはずよ。お兄さん？

霊菜

ソルアちゃん。先輩を離して。

ソルア

わざわざ言うこと聞くと思う？

霊菜

…警告したからね。

ソルア

…補助魔法専門だったハズのアンタに、何が…？！

霊菜

…頭冷やして。ソルアちゃん！

霊菜

〝アイス・クラシック〟！！！

ソルア

何この物量…？！
人質わすれてんじゃないの！！

雫

ウチを忘れないで。鬼族。

雫

〝テレポート〟！！
先輩！任した！！

黒神ユウマ

任された！囮影牢！！

黒神ユウマ

ｯ…ふぅ。

黒神ユウマ

ハカ、平気か？

三途川ハカ

平気…。
といか、それよりも…

ソルア

クソが…！！！

霊菜

…？ソルアちゃん…？

ソルア

なんで、なんで、なん…？！？！

雫

なに、この気配！！

ソルア

…。タイムアップ、ってとこか。

ソルア

それじゃあ、またね。霊菜。

霊菜

ｯ…！待って！！

ソルア

一つだけ。

ソルア

私は、憑从影にいる。
憑影に着くなら、敵って事忘れないで？

霊菜

ｯ…。それ、はっ

ソルア

出来損ないの鬼さんは、どうするんだろうね？

雫

そっちもひとつ言うなら、こっちも1つ捨て台詞。

雫

誰が出来損ないだクズ。
ウチの相棒は最高だっ！

ソルア

…。随分、絆されたようで。
何も知らない人間風情に。

霊菜

…。別に、何もかも伝えていない訳では無いわよ。
ソルアちゃんこそ、いつまで腐るつもりなの？全部わかってるくせに。

ソルア

…ふんっ。

黒神ユウマ

いなく、なった。

黒神ミレイ

追いかけなくていいの？

霊菜

追いかけてもこっちが殺されますよ。
相手はunknownですから。

三途川ハカ

え…？！

雫

…。ま、そうなるかぁ。深追い厳禁ね。

雫

ってことで、ハカ先輩、平気？

三途川ハカ

うん。大丈夫。だけど…。

三途川ハカ

霊菜、平気なの？

霊菜

別に。特に何も無いですよ

黒神ユウマ

何も無いなんてこと…。

霊菜

…あったとして、話すわけないでしょう。
先輩たちの護衛として、私はここにいるだけです。

霊菜

…ちょっと、散歩行きますね。雫、そっちよろしく

雫

…。

雫

そ。わかった。

霊菜

…？

霊菜

任せたから。

雫

うん。行ってらっしゃい

霊菜

(雫、少しおかしかったような…。)

霊菜

どう、したんだろ。怒っているような雰囲気だったけど。

霊菜

ま、私は私のことをしなきゃ。

ガシャン(何かの割れる音)

霊菜

…偵察魔法まで。
油断ならないなぁ…。

霊菜

けど、何かおかしい。
偵察魔法は闇属性のはず…。ソルアちゃ。んは闇属性魔法苦手なはずじゃ…

霊菜

…。
もしかしなくても、あの可能性を考えておかないとですね。

雫

…っ。

黒神ユウマ

雫、平気か？

雫

…。
へーき。気にしないで。

三途川ハカ

平気そうには見えないけど…。

雫

へーきだってば。
心配しすぎだよ、先輩。

黒神ミレイ

雫ちゃん…。

雫

大丈夫、だから！

三途川ハカ

…泣いてるよ？ずっと。

雫

？！…そっか。

雫

…先輩。部屋、戻ろ。

黒神ユウマ

…あぁ。

雫

とーちゃく。れーなはまだみたいだねー。

黒神ユウマ

…そうだな。

雫

…凄かったねー！さっきの戦い。

黒神ユウマ

戦いっぽく見えなかったけどな。

雫

まだまだだなぁ。
あれ、あのままなら乱闘発展だよ？れーなもソルアさんも、お互いに実力を見極めてた。

三途川ハカ

お互い…？
私達もいたのに？？

雫

…。

雫

相手に、されなかっただけ。

雫

結局、鬼と人間じゃ寿命が違う。
技術が違う。魔力が違う

雫

追いつけないだけだよ。

黒神ミレイ

雫ちゃん…。

雫

…。
やっべーめっちゃしんみりじゃーん！

雫

人間と鬼。
種族が違ってもかんけいなーしっ！

雫

絶対。れーなに追いつく気だから心配すんなって！

雫

…ね？

黒神ユウマ

あ。あぁ、頑張れよな。

雫

もっちー！

雫

ふわぁ…。つっかれたぁ…。
部屋戻ってるね。れーな帰ってきたら教えて〜

黒神ユウマ

へいへい

雫

…。

雫

…っ！！！！

雫

くっそっ…！！！！！

雫

一瞬で、相手は魔法をほとんど出してない…。なのに！！！！

雫

勝てるイメージが、何で沸かないのさ！！

雫ちゃんって、変だよね

雫

うっさい！

よく、そんな無駄なことするよね

どうせ追いつけないのに

雫

追いつけないなんて決まってない！！ウチは、ウチは…！！

追いつくんだ！！！

黒神ユウマ

…。

三途川ハカ

荒れてるね。すごく。
なにか、できないかな。

黒神ミレイ

…無理だよ。私たちじゃ。

霊菜

ただいま戻りました。

三途川ハカ

あ。霊菜…。

霊菜

…雫はどうしたんですか？

黒神ユウマ

部屋にいる。

霊菜

そうですか。

黒神ミレイ

しばらく、放っておいてあげた方がいいと思う。

霊菜

？…でも、私はアイツに用があるので。

三途川ハカ

でも…。

霊菜

…。

霊菜

雫、怒ってたんですか？

三途川ハカ

え？！

霊菜

私、またなにか悪いことしちゃったんでしょうか？

霊菜

…。分からないから、分かりたくても。

黒神ミレイ

違うと思うよ。何も、悪いことなんてしてない

霊菜

じゃあ、なんで？

黒神ユウマ

1人になりたい時って、誰にでもあるもんだろ？

霊菜

…そうなんですか？

黒神ユウマ

あぁ。

霊菜

そう、ですか。
なら、待ちます。あの子が降りてくるまで。

主

てなわけでここまで

主

クソ時間かかってるよぉ。1話の制作に

主

それなのに、最近新たなるゲームにはまっちまいまして

主

「ヘブンバーンズレッド」って言うんだけど知ってる人いるかな？現在は2章をプレイ中ですね。

主

かなり時間かかるけど、5章まで終わったら新しい小説として出すかも

主

ま、そもそもの投稿頻度が落ちてる今じゃ無理だけどねッ☆

主

てなわけで。
また次回、お会いしましょう。

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