この作品はいかがでしたか?
240
この作品はいかがでしたか?
240
お昼終了のチャイムが鳴ると、
ドアから顔を出し、
"恭平!"
と、声をあげたのは、
ちょっとスポーティーな女の子。
高橋はだるそうに頭を掻くと、
ドアに向かった。
私の席からも分かるくらい、
うざいですオーラを放っていた。
りさ
りさ
高橋恭平
りさ
高橋恭平
高橋は人によって態度を変える。
それは好き嫌いで別れているから。
高橋の好みの女の子じゃなくても
告白されれば付き合う高橋は、
彼女への格差を作っていた。
つくづく最低だね。
ま、コレがイケメンの余裕ってやつなのか。
りさ
りさ
りさ
りさ
私に分かりやすく、
ハッキリ言った、
スポーティーな女の子。
ちらりとドアの方を見ると、
その子は明らかに私を睨んでいた。
……また私か、
別に、悪い事してないんだけどな、
高橋恭平
りさ
高橋恭平
高橋恭平
りさ
りさ
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
"気持ち悪い。"
そう正直に吐き捨てた高橋に、
その子は高橋を平手打ち。
パチンッ
と痛い音が響き、
女の子の泣き声が遠さがっていった
高橋恭平
ゆうか
"女の子を雑に扱うからだよ"
とぼとぼと頬を支えながら戻ってきた高橋に、
まだ冷えているペットボトルを渡す
さんきゅ
と言ってそれを受け取り、
赤く腫れた頬にあてた。
ゆうか
ゆうか
ずっと疑問だった。
なぜ高橋が、
私にこだわるのか。
私が悪い噂をされてると知っているはずなのに。
そのおかげで高橋は、
沢山の女の子にこういう事をされてきたはずなのに。
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高橋恭平
高橋が私と居る度、こんなことされるの、
もううんざりのはずなのに。
……馬鹿じゃないの。
コメント
24件
みず ありがとう😭 これから宜しく!(●︎´▽︎`●︎)
ゴマちゃん 宜しくね! あ、タメ語でみずって呼び捨てでお願いします!
みなみ わぁ~💗