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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

skt

urさん、おいで

skt様は布団に横になり俺を招いた

俺は布団の中には入らず、 上で正座をした

skt

skt

入らんのか?

urt

skt様

urt

今日も勘弁してもらってもいいでござんすか?

skt

snr花魁か?…

そういうことにしておこう

urt

urt

あい

skt

skt

urさん

skt

俺も男や

skt

好きな人には欲情するんよ?

skt

俺、我慢できへん

urt

urt

申し訳、ありんせん…

skt

……

skt

なんか…あったん?

urt

urt

いえ、何でもありんせん。

skt

本当に?

urt

…あい。

skt

skt様は俺の簪を外した

"簪を外したら本当の自分でいること"

skt

俺たちの規則(ルール)や

skt

俺には何でも隠さないで言って欲しい

skt

なんかあったん?

やめてよ

ずるいよ…

urt

っ…

言いたい

"助けて"って

"間夫でいたい"って

でも、言ったって無駄なことは わかってる

俺がどんなにsktを愛しても所詮 まやかしの夫婦でしかないのだから

俺の身体中の痣もsktと 間夫になったからだ

俺から、間夫を持ちかけてるのに sktに自分自身を責めて欲しくない

だから抱かれる訳にはいかない

着物を脱がされたら痣がバレてしまう

違う

こんなの、理由のひとつでしかない。

きっと抱かれたら、間夫をやめたくない気持ちが今以上に強くなってしまう

俺はskt様と間夫を 切らなければならない

skt

urさん?…

urt

urt

…間夫も…終わりにしましょう…

urt

?!

いきなりskt"様"に押し倒され skt様は俺に乗るような姿勢になる それと同時に俺は手を抑え付けられた

俺は初めてsktという男に 恐怖を覚えた

urt

ヒッ

skt

なぁ…?

skt

それはurさんの本音なん?

skt

何があったん?

俺を心配しているような 怒っている顔だった

当たり前だ 俺が約束を破ったのだから

skt

本音やないやろ?

と、俺に激しく口付けをした

urt

ん"ん〜〜!!

skt様は無言のまま 俺の着物を脱がし始めた

urt

やめろっ!

気がつくと、俺はskt様を 突き飛ばしていた

urt

あっ…

urt

urt

も、申し訳ありんせん…

skt

skt

そうか…

skt

俺のこと好きやなくなったんやな

urt

っ…ちがっ…

skt

怖がらせてごめんな。

skt様は俺にくれた簪を机に置いて 部屋を出ていった

urt

……

これで…よかったんだ…

これ以上俺の体が傷つくことも skt様が自身を責めることはないのだから…

skt様も結局は客だ

きっとすぐ忘れるだろう…

そう、思ったのに…

涙が止まらなかった。

間夫でいたかった

もっと愛されたかった

もっと愛したかった

初めてだったから

人を想うことがこんなにも 素晴らしいことだって知ったのは

それを教えてくれたのは sktだったから

俺を"本当の"自分に戻してくれたのは sktだったから

真はただ一人何方かのためだけに 咲いていたかったのだけれど

運命はわっちの自由を奪い そいで歯車を廻していくのでありんす

本当はただ1人を愛していたかった

でも、運命に抗うことなどできない

悔しい

悔しい…

泣いて泣いて、落ち着いた頃には 疲れて眠ってしまった

これが、夢だったらよかったのに…

次の日

楼主

urt

urt

…あい

楼主

張見世に出ておくれ

urt

あい、わかりんした

俺は鉄格子の前に他の 女郎たちと共に座った

そして、"偽り"の笑顔を作る

その時

urt

丁度見世に客がやってきた

髪に少し紫のかかった 顔立ちの綺麗な男性

urt

sm様…

花魁usss ~4人の吉原での物語~

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25

コメント

6

ユーザー

urtさああああああん

ユーザー

切ないな。 吉原ラメント、私大好きなんだけど、あの曲も切ないよね...

ユーザー

あああああああ、さかたん、、、

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