この作品はいかがでしたか?
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俺の母親は、同性愛を嫌った。
「同性愛は、止めなさい。」
幼い時からそう言われてきた。
いつからだろうか、、、。 同性愛が気になってしまったのは、
確か、高校1年の 入学式の事だった、、、。
入学式、、、。
クラス中はザワついていた。
ガラガラ ドアが開いた。
クラスは呆然としていた。 それは、そうだ、。 綺麗な顔立ちをした子だった。
その子は、 【 佐久間大介 】と名乗った。
その子が隣の席になった、。
🩷️
💚
🩷️
💚
隣の席なって、 すぐ話しかけてくれて 【⠀嬉しかった。 】
俺は、その子に 【 一目惚れしてしまった。⠀】
こんな事を言えば、、。 母親に捨てられてしまう。
殺されてしまう。
そう思って怖かった、。
ある日、、、。
母親に、、。
💚
そう言った、。
返ってきた言葉は、、。 【 育てなきゃ良かった。⠀】 【⠀産まなきゃ良かった。 】
あっ、殺される。 だから、、。
💚
そう嘘をついた、、。
母親と話してから、。 1週間…。
嘘をついてからの、。 1週間…。
隣の席のその子を ずっと眺めていた、。
苦しかった、。 泣きたかった、。 嘆きたかった、。
そんなことを考えていると、、。 授業終わりのチャイム、。
昼休み、だ、、。 俺は、屋上へと向かった、、。
もう、楽になりたかった、。 もう、苦しみたくなかった、。 命を自ら落としてまで、 人生に終わりを告げたかった。
もう、やり残したことなんてない、
もうやり残したことは無い、。 そう思いながら、。 フェンススを昇る。
俺は、桜の舞う季節、、。 咲き乱れる桜の花びらと一緒に 飛び散った、。
赤いペンキが沢山付いた、 コンクリート、。に 倒れ、俺の人生は終わった、。
さようなら、 桜のような君 【 佐久間大介 】
『白い花を赤色に染めて。』
コメント
3件
フェンス登ってる時止めに入ってくるのかと思ったら悲しい話だった🥲 次も楽しみに待ってるピーマンであります!!!