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紫黯
死天
紫黯
あの人はこう言った。
『もう待たなくていいから』と
またある人はこう言った
『信じなさい』と
またある人はこう言った
『きっと帰ってくる』と
またある人はこう言った
『夢を大切にしなさい』と
またある人はこう言った……
『……』と
私はいつまで待てばいいんでしょうか。
いつまで信じればいいんでしょうか…
もう待たなくてもいいんでしょうか…
何を愛していればいいんでしょうか…
何を考えればいいんでしょうか。
なにも…分かりません…
死天
死天
死天
死天
盲目的に
盲動的に
妄想的に生きて。
衝動的な
焦燥的な
消極的な
ままじゃ、駄目だったんだ。
『私はいつまでもあなたの味方。』
『きっと大丈夫よ。』
死天
死天
死天
全部
死天
死天
死天
死天
死天
死天
……もっと…
ちゃんと。
言って。
手紙をくれた時びっくりしたよ
手紙なんてくれるんだって。
私は毎日のように待ってた。
毎日読んでたよ
その時の話。いっぱい書いてくれてて嬉しかったな。
けど…傷痛くない、?
苦しくない、?
私で良ければ治療させて…
って…手紙にして言えばよかったな
…今更後悔しちゃった…
ごめんね…
これから私はどうすればいいの…?
どう生きたらいいの、?
お姉ちゃん……
助けてよ…
お姉ちゃん…
死天
死天
死天
死天
死天
ずっと待ってたの。
でも…いつまで経っても手紙は来なかった
ずっと心配してたの。
あの日の手紙からずっと止まってた。
彼の名前が出てきた時から
きっと、悪い人なんだなって思った。
私から姉を奪った人。
それはきっと彼よ。
彼のせいで手紙が来なくなったの。
…苦しいよ…お姉ちゃん…
助けて…溺れて死んじゃう前に…
助けて…救い上げて…
私を助けて…
私も…連れて行って欲しいの…
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
死天
もっと、
もっと、
もっと、
もっと、
もっと、
もっと、
もっと、
死天
もっと、
もっと、
もっと、
もっと、
もっと、
死天
死天
紫黯
紫黯