私には、双子の妹がいた
名前は沙奈
私は、勉強が出来る方だった
絵も上手だった
優等生だったはず....
運動はあんまりだけど...
それで、皆に愛された
でも、沙奈は
沙奈は....
それを超えて行った
小学6年生の頃
沙奈が1番優れている物
それは、絵だった
沙奈
沙奈
私(麗奈)
私(麗奈)
私(麗奈)
沙奈
沙奈
何で?
銀賞だよ?
私なんか、何も賞とれてないよ?
その時の感情
驚きや悲しみ
違う
そんな簡単な感情じゃない
その時の感情
それは...
妬み
先生
沙奈
字も綺麗だった
妬みは膨らんでいった
クラスの女子
クラスの男子
沙奈
クラスの男子
沙奈は自分の意見をはっきり言えた
私には出来なかった
また、妬みは膨らんでいった
パシュッ
沙奈
私(麗奈)
私に無い、運動神経も少し持っていた
妬みはまた膨らむ...
沙奈
クラスの男子
クラスの男子
皆に愛されているような気がした
優等生で面白かった
愛されるのは当たり前だった
そして、妬みはまた膨らんで...
🎼.•*¨*•.•*¨*•.¸¸🎶
クラスの女子
沙奈
沙奈
私(麗奈)
沙奈はピアノが上手だった
少し前にピアノをやめたのに
恨む気持ちは膨らむ....
そして、1番の妬みが来る
私(麗奈)
私(麗奈)
私(麗奈)
私(麗奈)
私(麗奈)
チラッ
私(麗奈)
私(麗奈)
沙奈
私(麗奈)
私(麗奈)
私(麗奈)
私は、沙奈にテストで負けた
沙奈は色んなことが得意だった
そんな私が勝てるのは勉強だけ
でも負けた
優等生の私も、
劣等生のようになった
妬みは爆発した
私には、恨みの感情だけが残った
家族は私を愛してくれなくなった
母
母
沙奈
沙奈
私(麗奈)
母
母
沙奈
私(麗奈)
こんな事がある度、私って劣等生に見えてるんだなって思えた
沙奈しか優等生として見てないんだなって
あと、私も沙奈を愛してなかった
沙奈
沙奈
私(麗奈)
私(麗奈)
私(麗奈)
私(麗奈)
私(麗奈)
時が経ち、
卒業式が終わった
沙奈
沙奈
私(麗奈)
私(麗奈)
沙奈
私(麗奈)
沙奈
沙奈
沙奈
私(麗奈)
沙奈
沙奈
沙奈
沙奈
私(麗奈)
私は気づいた
休み時間の間、沙奈とずっといた
沙奈がいなかったらどうすればわからなかった
沙奈といる時が1番楽しかった事
私は、
私は.....
沙奈の事を愛してる!!
私(麗奈)
私(麗奈)
沙奈
私(麗奈)
私(麗奈)
私(麗奈)
私(麗奈)
沙奈
この日の夜、
私は、愛について考えた
気づいた事がいくつもあった
愛している人にしか厳しく出来ないこと
誰かを愛さなきゃ愛されないこと
誰かを愛していることに気が付かないことがあること
そして、
1度できた愛はなかなか消えないこと
私と沙奈は中学生になった
私は、もっと自分に自信を持つようにした
自分は劣等生じゃないって
私と沙奈は別のクラスになった
中学には、別の学校の人もいる
もしかしたら、沙奈はもっと沢山の人に愛されるかもしれない
でも、信じてる
お互いへの愛は消えないって
優等生と劣等生
END
コメント
5件
ついつい他人と自分を比べてしまう麗奈に終始共感しまくりでした。 一度生まれた愛はなかなか消えない、本当にそうだと思います✨ 嫌な気持ちになったり嫉妬したりする時もあるけど、やっぱり相手のことを愛してるという気持ちは変わらないんですよね…笑 参加ありがとうございました🙇🏻♀️
♥が沢山....ありがとうございます🙇🏻
これは、思想コンテストの応募作品です。 この作品を投稿したおかげで、なんだかスッキリしました。 ありがとうございます