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桃青、黄赤、黄青です! 地雷、腐が苦手な人、純粋さんバイバイ 字が間違ってても脳内変換してね♡ 通報ダメ絶対( ^∀^)

うっ

どんなに泣いても涙は枯れることはなかった。

泣き腫らし、赤くなった目のまま家に帰る。

家に着き買ってきた醤油をお母さんに渡し、

体調が悪いとうそをついて自分の部屋に行く。

ベッドにダイブし布団にくるまって目を閉じた。

あれだけ泣いたのに、まだ涙が出てくる。

目を閉じて浮かんでくるのは、赤くんと黄くんの顔。

いつからなんだろう。

ふたりは…………

もう少しで一年記念日だったじゃん。

もう、冷めちゃったの?

ていうか冷めちゃったから浮気……してるんだよね。

だって、いつもはクールな黄くんがあんなに優しい笑顔で笑ってた。

中三で受験があったからクリスマスを一緒に過ごしたり恋人っぽいことできなかったし、抱きしめあったりキスなんてしたことなかった。

でも僕は、少しでも会えたらそれで幸せだったんだよ。

高校に上がってから黄くんがあまりしゃべらなくなったように感じてたのは、もしかして僕だけだった?

赤くんの前ではあんなに優しい顔で笑ってたんだね。

デートだって最近はずっとしてなかったのに、赤くんとはこうやって出かけて。

ははっ、笑える

僕ってバカだな……

なんで気づかなかったんだろう。

バカみたいに浮かれて、幸せ、なんて思ったりして。

でも幸せって思ってたってことは、幸せだったんだよね?

三人でいる時間が好きだった。

これに変わりはない。

でもふたりからしたら僕は邪魔者だった?

僕だけ好きって思ってて、ふたりは僕なんかいなくなればいいって

そう思ってた?

考えれば考えるほどつらくなる。

悪い方向にばかり考えてしまう。

いつも、三人で学校に行って。

授業中手紙まわしたり、

くだらない話して笑って。

寝ている僕を赤くんが優しく起こしてくれて、

それを見た黄くんが笑って。

お昼は三人で食べて。

帰りも他愛のない会話をしながら三人で帰って。

あのふたりのおかげで僕は毎日楽しかった。

幸せだった。

ふたりからはたくさんのものをもらった。

悪い思い出なんてひとつもない。

ふたりとの思い出がありすぎて、 どうすればいいのかわからない。

もう、今日は考えるのはやめにしよう。

僕はまぶたをゆっくり閉じた。

続き♡100

僕の彼氏は親友とデキていました(1)

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419

コメント

15

ユーザー

全話見てきました!! めちゃくちゃ面白くて すっごいなんか……うん… めっちゃ好きです((語彙力無

ユーザー

ユーザー

フォロー失礼します

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