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これはいつかの梅雨の日の話
会社帰りで雨が降っていた
If
傘もってへんしなぁ…
If
走るか…
走って帰ろうとした時 誰かに声を掛けられた
＿＿＿
傘…貸しましょうか？
If
え 、良いんですか？
＿＿＿
勿論です！
＿＿＿
俺2個あるので！
そう言い傘を差し出してくる
If
えと、ありがとうございます！
お礼を言い傘を受け取った
＿＿＿
では俺あっちなので！
If
あ、名前だけ…
＿＿＿
俺ですか？
If
はい！
If
御名前教えて下さい！
＿＿＿
俺は…
ないこ
ないこ って言います！
If
ないこさん！
If
何時か御礼はします！
ないこ
ふふっ…待ってますね
そう言って笑顔を返してくれる
If
ｯ…///
その時俺はドキッとした
If
（あれ…この気持ちは…？）
If
（変なの…）
ないこ
あ、では俺急いでるので！
If
あ、はい！
ないこ
では！
走り行く彼
If
はぁ…
If
何時か又会えるんかな…
If
てかさっきのドキッとしたんは…
If
なんだったんだ？
俺がその答えを知るのは
まだまだ先の話なのかもしれない
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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