棘
ある日の夜 森に遊びに行っていたら迷ってしまった
棘
ガサガサッ…
棘
棘
洋服のジッパーを下げ少し身構える こう見えて彼はまだ12歳なのだ
ガサッガサガサッッ ガサッッッ!
草陰から出てきたのは イノシシだった しかも怒っているらしく こちらに突進をして来る
棘
呪言を使っても良いけど…… イノシシだって生きてるから… と思いジッパーを上げ、全速力で走る
棘
逃げれたかな……? 足を止め、後ろを振り返るとイノシシが 分裂していた
棘
疑問だらけだが 疲れきった足を無理矢理動かし走る
棘
棘
その場に転ぶ 立とうとするが足が変な方向に曲がっており 折れているということがわかった
棘
死ぬのかな……? 食われるのかな……? 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ! 死にたくないッ! と心で叫ぶ
五条悟
五条悟
イノシシがいるその場にすっ飛んでいき、 1匹ずつ倒していく
五条悟
棘
行きたいのは山々だが足が折れていて 木なんて登れない……
五条悟
仕方ない、行ってみるか……
そっと木の裏を覗く
五条悟
棘
五条悟
棘
折れている方の足を動かし、 お兄さんに見せる
五条悟
棘
ヒョイッと大木の根っこを乗り越え 少年の方に向かう
五条悟
棘
五条悟
自分が呪言師というのを伝えるため ジジジィ……とジッパーを下げる そして口元の青い模様を見せる
五条悟
棘
五条悟
棘
渋々男の人の背中に乗る
五条悟
棘
五条悟
棘
五条悟
棘
五条悟
そのまま男の人におぶられて 高専に行くことになった 次回に続く……
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ブクマ失礼します