すまない先生
すまない先生
「…先生、元気っすね!」
僕はあの時、焦っていて返事を返すのにも必死だったというのに……
でも確実にわかったことはこれが夢ではなく完全にタイムスリープということ
僕は何度も同じ日を繰り返している
すまない先生
すまない先生
すまない先生
もう……わからない…
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
すまない先生
僕が廊下を駆け足で戻っていると
ある人物の姿が目の前に現れた
僕は影に姿を隠し、こっそり覗いた
立っていたのは…銀さんだった
すまない先生
銀さんは血まみれだった
恐らく、もう他の生徒達を………
と思っていた矢先だった
銀さんが急に姿を変えた
すまない先生
か細く、怯えた声が出た
すまない先生
「銀さん」に変装していたのは慎司君だ
目立った金髪の髪型にオッドアイの目
間違いなく、それは慎司君だった
虎瓦慎司
虎瓦慎司
聞いたことのない声だった
いつも優しく明るい声で喋る慎司君が…
今のは低く、しゃがれた声だった
すまない先生
僕は慎司君の前に現れた
黙っていても、もう仕方ない
虎瓦慎司
すまない先生
虎瓦慎司
虎瓦慎司
虎瓦慎司
本性を出した慎司君の顔は、目がつり上がっていて殺気を放っている雰囲気だ
正直……怖いと思った
すまない先生
虎瓦慎司
そのため息した瞬間
慎司君は消えた
そして、急に僕の目の前に現れる
すまない先生
慎司君は僕の胸ぐらを掴んだ
すまない先生
そういう前に僕は刺された
慎司君はとても素早かった
虎瓦慎司
すまない先生
虎瓦慎司
虎瓦慎司
愛想のない顔でそんなことを言った
そして僕は、何も真実がわからないまま
耐えきれず目を閉じた………
ハナヅオウの花の薫りが鼻にツンときた
すまない先生
すまない先生
そうだ…慎司君に殺されて………
一体、どうしたら…………………
朝当たり前のように学校に登校してくる
いつものことだった
Mr.赤ちゃん
Mr.ブルー
Mr.レッド
Mr.銀さん
Mr.マネー
Mr.ブラック
Mr.バナナ
虎瓦慎司
虎瓦慎司
Mr.銀さん
Mr.赤ちゃん
虎瓦慎司
全員
Mr.レッド
虎瓦慎司
虎瓦慎司
あいつらは馬鹿だ
すぐに人のことを信じるなんて
だから殺されるんだよ
だからすぐ死ぬ
………………
俺はあいつらを殺さなければいけない
次回に続く
コメント
17件

花言葉、。、 先生みんなを助けて〜
やっぱり虎瓦君が絡んでたか~!!すまない先生より早く動けるって・・!花も物語の中で重要になりそう~。何故、スクールメンバーを襲うかだよね!重要点が沢山ありそ~。
まさかの暗殺者的な!?どうなるんだ?続き楽しみ過ぎる!