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※百合
※この物語はフィクションです
たまき
彼女は動揺しているようだった
かれん
かれん
私は意識して口角を上げて、なるべく優しい声で話した
かれん
たまき
彼女は驚きながらも問いかけてきた
かれん
かれん
かれん
かれん
実際、美術部の展示なんて見ていないし、たまきちゃんの作品だって、目の前の黒く塗りつぶされたものしかしらない
かれん
たまき
彼女はそういうと控えめに微笑んだ
どうやら喜んでいるみたいだ
かれん
たまき
彼女は恐る恐る私に尋ねた
かれん
私はまっすぐ彼女を見て言った
かれん
たまき
かれん
外はもう日が沈みかけていた
かれん
かれん
彼女は拙いながらも一生懸命教えてくれた
絵を描くことに興味はないが、これも作戦のためだ。仕方がない
かれん
かれん
その瞬間突然肩を叩かれた
かれん
びっくりして振り返るとそこにはゆのがいた
ゆの
ゆのは子供っぽく笑うと私の隣に立った
かれん
ゆの
かれん
ゆの
彼女は無邪気に話すと、私に目を合わせた
私も逸らさず見つめた
ゆの
ゆの
ゆの
かれん
すると、かれんは私の手を握った
夕日にも劣らない眩しい笑顔で
ゆの
かれん
ずっと思ってたことだ
ゆのは迷わず答えた
ゆの
ゆの
ゆのは笑顔だった
少し不気味なほどに
かれん
ゆの
かれん
少なくとも私はたまきちゃんからそんなこと思わなかった
かれん
人の感情や性質。ゆのはそれを簡単に見抜くことができるんだろう
そうだとしたら、私がみーちゃんのことが大好きなのを知っていたのも辻褄が合う
かれん
ゆの
なら聞いてみたいことがある
かれん
かれん
ゆの
ゆのは少しだけ考えて、私の目を見つめた
ゆの
ゆの
ゆの
かれん
ゆの
ゆのは心配そうに私に問う
いや、心配そうなふりをして私の事を見破ろうとしてるのか
かれん
私は少しぶっきらぼうに答えて、前に進んだ
ゆの
ゆのが焦ったように私を追う
みーちゃんがタヒんでること、ゆのは知らない
でも、いつか見抜かれてしまうかもしれない
かれん
かれん
愛を否定される。私にとって最も嫌いなことだ
かれん