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え、、、最初はなんか、感動する感じだったのに、途中、、無事かどうかわからないって、早く様子確認したいから人〇して脱出しようって感じなのか、
次回、0章最終話 お楽しみに〜
巧の母親
巧の母親
巧の母親
巧の母親
母親である女性の啜り泣く声が入る
巧の父親
巧の弟
巧の母親
巧の母親
巧の母親
巧の母親
涙を目いっぱいに溜めながら 子供の成長を願う母親の声
それが例え他人であっても、 感動せざる負えないと言える
現に今、 感動している者がそれなりに居た
巧の父親
巧の父親
巧の弟
「ムク」と呼ばれた少年が 画面外に走っていく その間に父親と思われる男性は、 女性の近くに寄って 頭を優しく撫でていた
そしてその儘、男性は話し出す
巧の父親
巧の父親
巧の父親
巧の父親
巧の父親
笑顔でそう話す父親の声 将来の夢と言う、 小さい内なら変わりやすいそれを 今も変えずに突き進んでいる我が子に 尊敬を抱き、 そして今もその儘突き進んでいる事を 願う言葉
本人以外は こんな親、滅多に居ないと思いつつ 全員映像から目を離せないでいた
巧の弟(ムク)
巧の父親
巧の父親
巧の弟(ムク)
考えながらソファーに座った少年 そしてその少年に持ってこさせた ハンカチとティッシュで 母親の涙を拭いている父親
そんな様子を見ている自分達
巧の弟(ムク)
巧の弟(ムク)
無邪気に笑いながら 自身の成長を自慢する少年の声
何時か兄の身長を越える! と言う、下の子が絶対は思う事を言われ 見ている此方側の空気は和やかになる
我が子の成長を喜び、応援する両親 無邪気に笑って、 兄に追い付きたいと願う弟
そんな3人の様子に、 頬が緩み掛けていた
その時
画面に砂嵐が起こる
急にそうなって驚き混乱したが、 終わったのか?と首を傾げていた
…またもや画面が暗転
今度もまた、 あの暖かい映像が映し出されると 思っていた
…予想は、外れた
画面に映し出されたのは、 窓も割れ、ソファーは引き裂かれ、 引き裂かれた部分からは 羽毛が飛び出ており、 画面端では家具が倒れているのか、 木や皿の破片が あちらこちらに散らばっていた
……あの親子の姿は、どこにも無い
そんな中、 あの無機質な声が聞こえてきた
『警察官として、 輝かしい功績を残し続けている 華斬巧君』
『そんな彼の家族は、 あのビデオレターの後、 何処に消えてしまったのでしょうか』
『そして、家族は無事なのでしょうか』
「答えは脱出後!☆」 と言う巫山戯けた字幕が表示され
映像は、終わりを告げる
全員、呆然として画面を見ていた
感動の余韻では無く、 その感動をぶち壊した様な映像を 見せられた事によって
脳が、受け入れを拒否しているのだ
そんな中で、1人が声を発した
橘 暁音
その声で殆どの者達が正気を取り戻す
緋鞠 音依
緋鞠 音依
紫綠 紗夜菜
紫綠 紗夜菜
紫綠 紗夜菜
雁之 夏美
綾眼 瞳無
桐乃戸 瑠璃
桐乃戸 瑠璃
紫綠 紗夜菜
他人に向けられた映像だったと言うのに 少し参ってしまったのだろう…… 各々が席を立ったり、 考え事をしていたり…様々だったが
巧は、映像を見た後からずっと… 石にでもなったかの様に動かない
そんな様子を見て、 芽楼は声を掛ける事にした
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
華斬 巧
呼吸はしている が、返事を返す素振りは無い
穂兎 芽楼
それに気まずさを覚えてしまったのか、 芽楼はそれから 言葉を発する気になれなかった
………沈黙が空気を重くする 息を吸うのが少し苦しく感じた
華斬 巧
穂兎 芽楼
華斬 巧
華斬 巧
穂兎 芽楼
芽楼はやっと返事が返ってきた事に 少し安心して、 頬が緩み掛けた
だが状況が状況な為、直ぐに引き締めた
一方巧は、 固まっていた状態から戻った瞬間 考え事でもしているのか、 手で口元を隠し、黙り込んでしまった
芽楼は"もう大丈夫だろう"と思い 食堂に何が取りに行こうと部屋を出た
寮の廊下
時間が時間だからか、酷く静かだ
唯、遠くの方が少し騒がしく感じる…… 恐らくあの時に集まっていた人達が 会話でもしているのだろう
…1番騒がしいのは……紗夜菜と瑠璃…… 2人の声がよく聞こえた
穂兎 芽楼
そう呑気に考えながら歩き出した
……その途端
ドンッ!
穂兎 芽楼
角から出てきた相手にぶつかり、 芽楼は尻もちを着いた
相手もそれに驚いてか、 その場で立ち止まっている
その相手は………___
穂兎 芽楼
穂兎 芽楼
徳咲 雅夜
呆れ気味に、雅夜は芽楼に言って 腕を掴み芽楼を立ち上がらせる
穂兎 芽楼
徳咲 雅夜
そう冷たく言い放ち、 雅夜はその場を去ろうとする
穂兎 芽楼
今度は芽楼が雅夜の腕を掴み、 必死で引き止める
雅夜はそれを気にもせずに その儘去ろうとした
……その時
ガチャッ
華斬 巧
部屋のドアを開け、 考え事が終わったのだろう巧が出てきて 雅夜の姿を見て少し驚いた
徳咲 雅夜
穂兎 芽楼
徳咲 雅夜
華斬 巧
と少し曖昧な返答を巧は返し、 少し考えて
華斬 巧
穂兎 芽楼
徳咲 雅夜
穂兎 芽楼
徳咲 雅夜
華斬 巧
2人が芽楼を不思議そうに見て、 芽楼は深呼吸をし、 雅夜に質問する
穂兎 芽楼
徳咲 雅夜
穂兎 芽楼
徳咲 雅夜
華斬 巧
徳咲 雅夜
巧のその反応に嫌そうな反応を示しつつ 雅夜はその内容を話し始めた