おれはアカバと付き合っている。
2級昇格試験の後、アカバに告白されたのがきっかけだ。
おれらは周りが羨むほど仲が良かった。
もちろん喧嘩をした時もあったが、それでも関係が崩れることはなかった。
そう、今日アカバが帰ってくるまでは……
ガチャ…
アカバ
アカバ
クロノ
クロノ
アカバ
クロノ
アカバ
クロノ
クロノ
アカバ
抱きつかれた瞬間、アカバから知らない香りがした
吐きそうなほど甘ったるい匂い。
しかも、首元には見覚えのない赤い跡が何個もついている。
おれは―――――
クロノ
考える間もなく、近くにあったガラスのコップに手を伸ばした。
クロノ
おれの足元に転がるこれはなんだろう
頭部から赤い液体を出し、横たわっている。
いくら待ってもピクリとも動かない。
クロノ
死んだ?
クロノ
クロノ
手が震えてコップか落ちる。
どんどん荒くなる息を抑え、右目の眼帯に手をかけた。
クロノ
そして俺は、時間を巻き戻した。
コメント
2件
癖よ…!収まれ私の癖よ…!暴れるなぁぁぁ!!
おう、今度は付き合ってるパターンのお話か、、、めっちゃイイ