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ルフィ

この島には、うめぇもんばっかだな!

ガチャガチャと食器のこすれる音がする

サンジ

おい、ルフィ!食器は大切に使え!

彼は、物にも優しいから、

大切に扱って欲しいのだろう

ルフィ

ブルックも、食えよ!!

机をバンバンと叩いている

隣に座れと言うことだろう

ウソップ

食わねぇと死んじまうぞ!!

タイミングを見計らっていたかのように

私の口は身勝手に動いた

ブルック

忘れてしまいましたか?

ブルック

私、もう死んで――――

チョッパー

ゾロも、食べないのか?

私の渾身のギャグは、

その場の雰囲気に流されてしまったようだ

ゾロ

んぁ?俺かぁ?

ゾロ

もう飯は食ってきてんだよ。

ぶっきらぼうに答えているけれど

島を満喫しているのだろう

気に入った店を見つけたのか

昼間は、フランキーさんとウソップさんぐらいしか

この船に残っていない

ルフィ

ところで、ナミとロビンは?

ウソップ

確かに...アイツら見てねぇなぁ。

すると、サンジさんが口を開く

サンジ

ナミさんもロビンちゃんも、

サンジ

近くの温泉に行ってるって。

その言葉を聞くと、

全員が、どよめき始めた

ルフィ

ずりぃ!俺も行きてぇ!!

チョッパー

俺も行きたい!!

ガヤガヤとした雰囲気の中に

一言、彼の言葉が空気を裂いた

ゾロ

行けばいいじゃねぇか。

ウソップ

は!?いいのか?

サンジ

明日とか、自由なうちに全員で行くか

サンジさんもゾロさんも

否定するようなことはしなかった

ルフィ

よっしゃ!!

麦わらの一味の音楽家は、長く生きられない彼女と出会った

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