コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
3人のグループにて。
涼架
元貴
滉斗
涼架
涼架
涼架
元貴
元貴
元貴
元貴
涼架
滉斗
滉斗
涼架
元貴
涼架
涼架
涼架
涼架
やめたい、と送ってから2人の返信が途絶えた。
もう一度眠ろうとスマホを置こうとする。
涼架
怖くなってスマホをベッドに投げてしまった。
どういう事だ?
2人になれて嬉しいんじゃないのか?などと考え込んでしまいそうになる。
でも多分2人から逃げないとダメだと脳が警報を出している。
僕はGPSをoffにしたスマホと保険証などが入ったお財布とコンタクトケース、モバイルバッテリーをカバンに詰めて家を飛び出た。
なるべく人目のつかない道を選んで駅まで走る。
2人は僕の家を知っているから真っ先に来るだろう。
だから裏から進むとある森林公園を抜けて駅に向かうことにした。
涼架
ランニングをしていてよかった。
きっとこの道を2人は知らないだろう。
ごめん、めっちゃ逃げてる。
久しぶりの全力疾走でかなり早く駅に辿り着いた。
息を整え、長野行きの切符を買い指定席に座る。
これは意地でも逃げ切らないとダメみたいだ。
でも疲れたのと全て言えたからスッキリしたから仮眠取ろうと思う。
仮眠取ってから1時間。長野に着いた。
懐かしい空気感に泣きそうになるけどホームだから我慢した。
通知がえらいことになってるけど怖くて開けなくて悩んでいる。
涼架
驚いてむせてしまった。
なんで?
なんで長野ってわかったの?と送る。
どういう事だ
まんまとハマってしまった。
東京に戻るべきか長野に留まるべきか
長野に留まることにした。場所は実家とは真逆だ。
そこには鍵付き個室の漫画喫茶や、親が使ってた一軒家がまるまる残ってるからだ。
僕の好きに使っていいよと鍵も貰っているのでいつでも入れる。
ここは2人にも言ったことがない。
まずはその家にタクシーで向かうことにした。