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守ってみせる【BTS】第39話

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守ってみせる【BTS】第39話

1 - 守ってみせる【BTS】第39話

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2019年12月01日

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ホソク

JH side.





2人の前に立って、説明を求めれば、





なんでもないかのように、ユンギヒョンが答えていく。







なんで、





ヒョンは知ってるんだよ。







なんで、





俺は何も知らないんだよ。







こいつの怪我に、気づかなかったこと、





ここまで悪化させたのは、他でもない俺だったこと、





こいつを傷つけた本人を、守ってたこと、





何も悪くないこいつを、傷つけてたこと、





全てが重なって、どうしようもない感情が俺の中に積もっていく。









やっと言葉を発すれば、俺の口から出たそれはずいぶん勝手なものだった。






認めたく、なかった。







認めれば、罪悪感で押し潰されるってわかってたから。







ユンギヒョンの言ってることは、全て正しかった。








それくらいわかってる。







俺だって自分を信用してない相手に、本当のことを言おうだなんて思わない。







それでも、止まらなかった。







俺はあぁでもして、自分を正当化したかった。







ただ、自分を守りたかった。









突然の暴露に気を取られててあいつ、○○は倒れそうになった。







それを支えたのが、テヒョン







急に現れて言葉を紡ぐテヒョンに、俺は到底理解が追いつかなかった。







それでも、目の前の光景を見た時、







こんな俺でもわかったことが1つだけあった。









テヒョンの言葉で、○○が泣いた時、







俺は、自分が一番可愛かったことにようやく気づいた。

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