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やーいずやぽーにぃ
111
虹花 ありさ @て い ふ
15
こと-koto
11
こと-koto
145
……ふぅ。
一瞬迷いが生じたが、無事1位だ
クウ
クウ
リク
カイ
カイ
クウ
カイ
クウ
…とはいったものの。ほぼ初見だ
正直部屋の扉さえ開けられるかどうか……
あ、ドアノブあった。…開いた
中からは意外に簡単に開くもんだな
クウ
クウ
朝はハンバーグだったでしょ?
…余りはないね。リクが綺麗に平らげた
僕の部屋に料理本があるな、見に行こうか
カイの向かって丁度右側にある僕の部屋の扉を開け、中に入った
クウ
自身の性分と合わぬが、テーブルの上に乱雑に積み重ねられた本達
気に入りな本やいつも使う本はここに置いてるのだが……
………これか?
クウ
幾つかの本の中から覗かせた表紙は、お目当ての物だった
ページ一つ一つに綴られた言葉、絵、写真
どの料理達もが食欲を唆る紹介をされていて、選択に迷う
クウ
そう思い、卵料理のページをみると、真っ先に目に飛び込んで来た料理
…オムライスか、悪くないかもな
クウ
ふと、立ち上がったとき、目に映ったのは印付きのカレンダー
丁度今の季節…夏が記されている
赤い丸印が着いた日付は残り3日
生贄になる日―――。明々後日か
2人に伝えてなかったな、追々伝えるかな
……………明々後日。僕らが終わる
…いや、僕が終わる
…………僕さえ生贄になれれば。世界は…百年持つ。
そうだ……世界というのは。
クウ
そう思った時、不意に目から水滴が垂れた。
これが、「涙」……?
嗚呼。そうなのか?
感情が希薄だった僕の…初めての濃い感情なのか?
こんな時にしか偽りない感情を出せないように。
…人は、こんなにも愚かで、どうしようもない生き物だ
だが、だからこそ…。だからこそ
こんなにも儚く、美しく、温かい物なのだ
リクやカイが…感情を気づかせてくれたように
この世には、「愛情」や「理解」というものが存在する
クウ
クウ
…さ、このまま戻ったら2人が心配するね
涙を拭いて、さっさと行こうか。
それから僕は部屋を出て、まだ2人の居ないリビングを通ると、キッチンへ着いた
クウ
目の前にガラスがある。
そこにはまだ目の下が薄く腫れ、涙の跡がある僕が映った
クウ
思ってもいない笑い。やっぱり僕はさ、
2人が居ないと…3人で居ないと。笑えないんだね?
クウ
クウ
…明々後日
一番身勝手な僕は一人寂しく
惨めにこの世を去るのだろうか?
コメント
5件
うわぁぁぁぁぁぁぁ……!!好きすぎる、前より描写細かくて、クウの感情とか自分を自嘲するのとかもう切ないし 涙のシーンすきすぎる…泣泣 これ、エンドどうなるんだぁぁぁッッッッ
ああ…これは、かなり来る話だったね。 クウが初めて涙を流すシーン、すごく響いたよ。「感情が希薄だった僕の…初めての濃い感情」って言葉が切なくて…。それだけリクとカイとの時間が彼にとって特別だったんだろうね。 「3人で居ないと笑えない」って最後のセリフも、三人の関係性の大事さを感じさせて胸が締め付けられたよ。明々後日の運命がどうなるのか、すごく気になる…!