結月
バイトいってきます!
母
いってらっしゃい。体には気をつけてね。
結月
大丈夫大丈夫!
結月
お母さんこそ病気早く治してね!
母
ありがとう。いつも迷惑かけて本当にごめんね。
結月
心配しないで!
じゃあいってきます!
じゃあいってきます!
結月
ただいまー
結月
はぁつかれたーー
弟
おかえり!
弟
お姉ちゃんお腹すいたぁ
結月
はいはい今作るからまってね
もともと貧乏な家族で 母が毎日は働いてくれていた。
そんな母がある日倒れて入院することになってしまった。
結月
ふぅやっと片付いた。
母が入院している為 毎日バイトと家事で精一杯だった。
携帯を触っていると、
結月
ん?高額バイト?
結月
なんだろう。
気になった私は色々調べてみた
すると
臓器売買
結月
え。臓器ってこんな高く売れるんだ。
生活にも困っていてなにより母を助けたいという気持ちから興味が 湧いてしまった。
結月
でもさすがに臓器を売るのは。。
結月
怪しいし怖いから辞めておこう。
母
ねぇ結月。
結月
どうしたの?
母
私の病気がわかったの。
結月
そうなの!?治るの??
母
まだ治療法が見つかってないらしいの。
結月
え。
母
海外の医者に見てもらうとなると沢山のお金が必要らしくて。
母
そんなお金うちにはないからもう少し家のこと任せていいかな。
結月
私は大丈夫!弟も元気にしてるし!
バイトももっと頑張るから!
バイトももっと頑張るから!
母
本当にすまないね。
結月
お金さえあればなぁ
ふと、私の頭によぎった
臓器売買
気になった私はもう一度しっかりネットを見てみることにした
結月
え!こんなに稼げるの!?
結月
腎臓って確か2つあって一個なくなっても大丈夫だったよね。
腎臓一つ800万
私はお金に目が眩み、臓器売買をすることにした。
そして、臓器売買の日がやってきた。
お母さんを助けたい
気づけばネットのチャットでやりとりした人に会いにきていた。
結月
あの、結月ですけど。
医者
こんばんは。遠いとこまでわざわざありがとうございます。
来たのは薄暗い病院のような地下室だった。
結月
ここであってますか?
医者
大丈夫です安心してください。
結月
よかった。
医者
今日手術をしてお金もこちらにありますので、今日持ちかえって頂くことが可能です。
結月
え!そんな早く退院できるんですか?
医者
はいあとはお家の方で傷口のケアをしてもらいます
結月
わかりました。よろしくお願いします
医者
ではそこのベットに横になってください
結月
早速ですか?わかりました。
結月
あの麻酔とかって。。
医者
安心してください。ちゃんとしますよ
ベットに横たわり麻酔を打たれた。
頭がぼーっとして眠くなってきた
私はそのまま眠ってしまった
弟
お姉ちゃん遅いなぁ