【あやかしバスター】

妖が存在している世界

前世ではある神話生物により滅ぼされたが、次目を覚ました時には・・・妖がいる世界線だった。平和に生活したいが、妖達によって巻き込まれて・・・

不思議少年あやかし奇譚

生まれつき不思議な力を持つ少年が、妖しと人間の狭間で過ごす日常。

あちらとちらが重なる瞬間の、何てこともなく、何者でもないお話。

あやかしまやかし

約100年前妖を封印していた神社の【三途の扉】が開いてしまい妖がときはなわれてしまった。
そして現代。神社の娘、ちとせは巫女でありその跡継ぎ。とある日に「天龍神社」へ行くことになったが、そこで突然起きたことで逃げ遅れてしまったが、突然ケモ耳が着いた男の子に助けられた。
そこで起きたことはすべて【妖邪神】という妖の仕業で…！宿命を感じたちとせは全ての妖を再度封印する為に旅に出ることに…！

社長っ、離婚してくださいっ！　～あやかし雑草カフェ社員寮～

職場をクビになり、同期と呑んだくれていた胡桃沢《くるみざわ》のどかは見知らぬ会社のロビーで目を覚ました。

　そこはイケメンだが、ちょっと苦手な取引先の社長のオフィスが入っているビルだったのだが。

　どうやら、酔っている間に、うっかりその社長、成瀬貴弘《なるせ　たかひろ》と婚姻届を出してしまったらしい。

　休み明けまで婚姻届は正式に受理されないと聞いたのどかは、10連休中になんとか、婚姻届を撤回してもらおうとするのだが――。

　住まいを提供してもらい。

　雑草カフェを始め。

　何故か、会社の社員寮で寮母を始めることになったのどか。

「……今更、離婚するのもめんどくさい」
と言う成瀬社長と離婚できるのか――？

あやかし駄菓子屋商店街　化け化け壱花　～ただいま社長と残業中です～

普通の甘いものではこの疲れは癒せないっ！

　そんなことを考えながら、会社帰りの道を歩いていた壱花は、見たこともない駄菓子屋にたどり着く。

　見るからに怪しい感じのその店は、あやかしと疲れたサラリーマンたちに愛されている駄菓子屋で、謎の狐面の男が経営していた。

　駄菓子屋の店主をやる呪いにかかった社長、倫太郎とOL生活に疲れ果てた秘書、壱花のまったりあやかしライフ。

「駄菓子もあやかしも俺は嫌いだ」
「じゃあ、なんでこの店やってんですか、社長……」