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紗季
マリン、ただいまー
マリン
フニャ？
紗季
ごめんねー今日も帰り遅くなっちゃった
紗季
今ご飯あげるね
マリンは２年前から飼っているアメリカンショートヘアだ。
マリン
ニャーン、ニャーン
紗季
分かったよーちょっと待ってってば
マリン
ニャーンニャーンニャーン
紗季
もー、うるさいな！
マリン
ニャーンニャーンニャーン
紗季
マリン？
マリン
ニャーンニャーンニャーンニャーンニャーンニャーン
よく見ると、マリンは私の方を見ていなかった。
私の後ろを怯えたように見ている。
紗季
え、何？
マリン
ニャーンニャーンニャーンニャーンニャーン
紗季
や、やめてよマリン
紗季
し、静かにして・・・
マリン
ヴゥッシャーーーーーッ
紗季
マリン、マリンってば！！！！
振り返らなきゃ。
でも、怖い。
何かいたら、どうすればいい？
私は・・・
ゆっくり、ゆっくり振り返る。
紗季
誰！？
そこには誰もいなかった。
紗季
はぁっ、なーんだ良かった
紗季
もぅっ、マリンったらー笑
紗季
あれ？マリン？
今度はマリンは違う方向を見ている。
鳴きもしないで、固まっているように。
紗季
え・・・？
？？
あはは
？？
見つかっちゃった♥
？？
猫ってすごいよねぇ
？？
僕が君を殺すって、分かってるみたいだ♥
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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