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夕暮れの街を、
すちとみことは並んでいた。
柔らかい風が髪を揺らし、
沈みかけた太陽が2人の影を
長く伸ばす。
翠川すち
翠川すち
思い出すだけで頬がほんのり赤くなる。
黄瀬みこと
翠川すち
黄瀬みこと
黄瀬みこと
翠川すち
黄瀬みこと
黄瀬みこと
翠川すち
翠川すち
すちは目を伏せながら、小さく微笑む
翠川すち
ガチャ<
玄関の扉が開く音がして、
なつといるまが顔を上げる。
紅咲なつ
紫堂いるま
翠川すち
すちは顔を真っ赤にして紙袋を抱える
紅咲なつ
紅咲なつ
紫堂いるま
紫堂いるま
翠川すち
2人の笑い声がリビングに響く。
けれど、いるまは笑いながらも
少しだけ表情を曇らせた。
紫堂いるま
紫堂いるま
紫堂いるま
みことの部屋では、
窓から夜風が流れ込んでいた。
机の上には、すちとお揃いのキーホルダー光る
黄瀬みこと
黄瀬みこと
黄瀬みこと
黄瀬みこと
みことは小さくキーホルダーを握りしめる
そのとき___
隣の部屋から大きな声。
桃原らん
桃原らん
雨乃こさめ
雨乃こさめ
桃原らん
雨乃こさめ
雨乃こさめ
桃原らん
らんは照れて枕に顔を埋める
黄瀬みこと
ふと、夜空を見上げる
黄瀬みこと
黄瀬みこと
いるまはベランダで風に当たりながら、
スマホを見つめていた。
画面には"らん"の名前。
でも、指が動かない。
紫堂いるま
紫堂いるま
紫堂いるま
夜風が髪を揺らす。
空には三日月。
その同じ月を、男子組の家の窓辺でも
らんが見上げていた。
桃原らん
桃原らん
手にしたスマホを胸に当てる。
桃原らん
桃原らん
らんが小さく笑う。
こさめがコンビニの帰り道、
夜道で赤いマフラーを巻いた、
なつを見つけた。
雨乃こさめ
紅咲なつ
雨乃こさめ
雨乃こさめ
こさめは少し照れながら笑う。
紅咲なつ
紅咲なつ
一瞬、空気が静まる。
夜風が頬を撫でる。
雨乃こさめ
雨乃こさめ
誰かを想う気持ちは、
優しくて、
温かくて、
少しだけ痛い。
そして、それぞれの心に芽生えた"恋"は、
少しずつ"すれ違い"という形で
広がり始めていた__。
みなさん、
いいね早いです!Σ( ˙꒳˙ )
なので追加条件
𝐧𝐞𝐱𝐭…🧸𓈒 𓏸💖150
&
コメント💬1件
で行きます!
お願いします!