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シャークんは何処か問題のある男を引き寄せる。
始まりは小学生の時。
学校の帰り道で彼は見ず知らずの男に誘拐された。
泣きじゃくる両親に怖い顔をした警察。
ベッドに鎖で繋がれて、震える小さな少年が発見されたのは5ヶ月後の事だった。
2人目は違う高校に通う同い歳の男子生徒。
頭が良く容姿も優れ、同じ学校でも無いのに何故あんな子がと女の子達の間で噂になっていたけれど。
彼には加虐的嗜好があった。
今でも服の下に傷跡が残っている。
大学に上がったシャークんは3歳年上の男性と付き合い始めた。
女性からも男性からも人気が高い花屋の店主。
しかし彼は何人もの人と関係を持っていた。
そこに愛なんてものは無い。
ただ体だけが目的だったのだ。
そしてシャークんは、また男を引き寄せる。
Nakamu
シャークん
玄関の扉を開けると、シーツで頭から全身を包んだシャークんが座っていた。
Nakamu
シャークん
Nakamu
肌が紅潮し息が荒い。
俺の言いつけを守って2時間置きに薬の入った水を飲んだのだろう。
頭に手を乗せシーツを剥ぎ取れば水色の首輪だけを身に着けたシャークんが俺の足に擦り寄ってくる。
Nakamu
シャークん
シャークんが指さす先を見れば確かにダンボールが置かれていた。
きっと数日前に俺が注文した物だ。
Nakamu
シャークん
Nakamu
シャークん
膝立ちになったシャークんは俺のズボンに顔を寄せ歯でチャックを下ろす。
そして取り出したものを口に咥え舌でチロチロと舐め始めた。
シャークん
Nakamu
シャークん
Nakamu
俺が命令すると咥えたものを離さないまま中腰の体勢になり、体を横に向けて下ろした俺の右手に一生懸命お尻を近付ける。
そこには朝挿し込んだプラグがそのまま残っていた。
しかし付けておいた目印の位置が違う。
Nakamu
プラグを掴み中を掻き回せばシャークんは焦ったような声を出す。
シャークん
Nakamu
シャークん
Nakamu
シャークん
奉仕を続けたまま首を横に振る。
Nakamu
シャークん
Nakamu
壁に掛けてあった鎖を首輪に取り付ける。
そして届いたダンボール箱を持ち、謝るが抵抗はしないシャークんを引き連れて寝室へと向かった。
首輪から垂れる鎖を使って胸の前で両手を拘束し玄関での続きをさせる。
ベッドに座る俺に対してシャークんは土下座するような体勢で。
シャークん
後頭部を押さえ喉の奥まで挿入しても絶対に歯を立てない。
苦しいはずなのに必死に舌を動かして俺を喜ばせようとする。
Nakamu
シャークん
込み上げてきたものを遠慮も無く吐き出して、シャークんが喉を鳴らすのを眺めて待つ。
Nakamu
シャークん
Nakamu
頷いた彼の頭を掴み引き剥がしてやると涙の溜まった瞳で、でも嬉しそうに俺を見上げた。
Nakamu
シャークん
Nakamu
シャークん
Nakamu
シャークん
Nakamu
シャークん
Nakamu
喜んだり怯えた顔をしたり、また喜んだり。
こんな状況なのにシャークんは表情が豊かだ。
俺なんかより、よっぽど。
Nakamu
目隠しをして、前にも後ろにも、脇の間や足の裏、考えうる全ての場所にオモチャを取り付けて、最後にイヤホンを耳に嵌める。
Nakamu
シャークん
その言葉は聞こえなかった事にして、前に録音したシャークんの喘ぎ声を大音量で流し、全てのオモチャを起動させた。
シャークん
両手を縛られているとはいえ自分で首輪を外すことだって玩具を止めることだってできる。
それをしないのは、俺と居ることを望んでいるという証拠。
シャークん
刺激に悶えながらも俺を探すシャークん。
そんな彼の声を聞きながらスマホで適当に夕食を注文した。
シャークん
体を仰け反らせてビクビクと震え、それでも止まらない快楽にどんどん溺れていく。
いつまでも眺めていたいけれど、5回程達した辺りでインターフォンの音がした。
態と扉を開けっ放しにして玄関へ向かう。
廊下まで響き渡るシャークんの声に配達員は顔を真っ赤に染めていた。
隠すつもりなんてない。
沢山の人に知ってもらうんだ。
従順で淫らで純粋な可愛いシャークんを。
そして俺のものなんだと見せつけてやるんだ。
Nakamu
シャークん
イヤホンと目隠しを外してやれば嬉しそうに俺の名前を呼ぶ。
鎖を引っ張り立ち上がらせて。
足の裏にもオモチャが着いているからつま先立ちで大変そうだけど、震える足で必死に後をついてきた。
Nakamu
リビングまで移動しソファに座る俺の前に屈ませて、オムライスの入ったまだ温かいプラスチックパックを持たせる。
そこからスプーンで一口掬い口に入れればチェーン店らしい味がした。
Nakamu
シャークん
言葉にならない声を上げていた口に掬ったオムライスを突っ込んでやれば、喘いでしまいそうになるのを我慢してゆっくり咀嚼する。
そんな彼の足の間に自分の足を侵入させ後ろのオモチャを蹴れば、シャークんの体が大きく傾いた。
シャークん
Nakamu
シャークん
つま先だけで体を支えるのは相当辛いだろうに。
なんて考えながら足でオモチャをグリグリと奥へ押し上げる。
Nakamu
シャークん
オムライスを食べ終わる頃にはシャークんの声は枯れていた。
Nakamu
玩具の電源を全て止め一つ一つ外していく。
シャークん
Nakamu
シャークん
Nakamu
シャークん
Nakamu
シャークん
Nakamu
今日届いたダンボール箱を取ってきて蓋を開ける。
中に入っていたのは玩具と一体化した下着だ。
Nakamu
シャークん
Nakamu
シャークん
そう言って今にも眠ってしまいそうな目を細めて微笑んだ。
手の拘束も解いて首輪から鎖も外し、今度は手を引いて寝室へ戻る。
Nakamu
シャークん
Nakamu
最初からそのつもりだったけど。
シャークんと並んでベッドに寝転びキスを交わして目を閉じる。
絶対に誰にも渡さない。
シャークんは俺だけのものだ。
シャークんは極度の依存症であった。
自分を誘拐した男から離れたがらず、傷跡が消えることを恐れ、愛も求めず、人間であることを辞めてしまった。
シャークんは何処か問題のある男を引き寄せる。
シャークんはあらゆる男を狂わせる。
END
一応 青→赤→紫→(黄色)→水色→黄色 の順番です。