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19
#異世界転生
星那
37
𝓡𝓲𝓷𝓴𝓪☽ ໋꙳
1,177
昼休みの教室。 麗名ちゃんは席に座っていた。 袖から少しだけ見えていた火傷痕に、 お茶子ちゃんが気づく。
お茶子ちゃん
轟麗名(とどろきれいな)
すると、お茶子ちゃん は悪気なく笑ってしまう。
お茶子ちゃん
お茶子ちゃん
その一言に、教室が静まり返る。 麗名ちゃんは無理に笑顔を作る。
轟麗名(とどろきれいな)
そこへ―― ガラッ。
焦凍
トイレから戻ってきた 焦凍くんが教室に入ってくる。 轟焦凍は、教室の空気が いつもと違うことに気づいた。
焦凍
耳郎ちゃんが焦凍くんを見る。
耳郎ちゃん
耳郎ちゃんは、 寮で麗名ちゃん から聞いていたことを思い出す。
耳郎ちゃん
焦凍くんの表情が変わる。
焦凍
耳郎ちゃん
耳郎ちゃん
焦凍くんは麗名ちゃんの腕を見る。
焦凍
お茶子ちゃんはハッとして顔を青くする。
お茶子ちゃん
焦凍くんは静かに言った。
焦凍
焦凍
焦凍
耳郎ちゃんも頷く。
耳郎ちゃん
麗名ちゃんは少し笑う。
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍くんは少し目を伏せてから、
焦凍
お茶子ちゃんは麗名ちゃんに向き直る。
お茶子ちゃん
麗名ちゃんは優しく笑った。
轟麗名(とどろきれいな)
まだ距離はある。 でも、その日から お茶子ちゃんは麗名ちゃん の傷を笑うことはなくなった。
午後の授業が終わり、 雄英の寮へ戻る時間。
轟麗名(とどろきれいな)
麗名が荷物を持って 廊下を歩いていると、 後ろから慌てた足音が聞こえた。
デク君
振り返ると、そこには少し 息を切らしたデク ――緑谷出久が立っていた。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
いつになく真剣な 表情のデクに、 麗名は少し首を傾げる。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
デクは真っ直ぐ麗名を見る。
デク君
デク君
麗名は少し考える。 そして小さく笑った。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
麗名は指を一本立てる。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
麗名は少し笑う。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
デクは嬉しそうに頭を下げる。 その様子を少し離れた 場所から見ていた焦凍。
麗名が振り返る。
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
麗名は一瞬驚いて、 それから優しく笑った。
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍はそっぽを向く。
焦凍
そんな二人を見て、デクは思う。
デク君
デク君
夕方だよ(圧
デク君がグラウンドで拳を握りしめる。
デク君
その様子を見ていた麗名ちゃんが近づく。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
麗名ちゃんは手を前に出す。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
デク君がワン・ フォー・オールを発動する。 バチッ! 緑色の光が腕に集まる。
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君は息を整える。 少しずつ、腕の負担が減っていく。
デク君
麗名ちゃんが笑う。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
デク君はその言葉を聞いて、 静かにうなずく。
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
そこから麗名ちゃんの特訓が始まった。 ・力を一点に集める練習 ・5%から徐々に上げる練習 ・体に負担がかかる前 に止める感覚を覚える練習 麗名ちゃんは一度も無理をさせず、 デク君の限界を見ながら付き合う。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
オールマイトがグラウンド の端から歩いてくる。
オールマイト
デク君
デク君
オールマイトは少し目を泳がせる。
オールマイト
デク君
オールマイト
オールマイト
少し間が空いて――
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
デクが驚く。 するとオールマイトは自分で頷く。
オールマイト
麗名は少し呆れた顔になる。
轟麗名(とどろきれいな)
オールマイト
焦凍が小さく呟く。
焦凍
オールマイト
デクは目を輝かせる。
デク君
オールマイト
轟麗名(とどろきれいな)
オールマイトが少し表情を曇らせる。
オールマイト
焦凍
突然、焦凍が口を挟む。
轟麗名(とどろきれいな)
麗名が振り返る。 焦凍は淡々と言う。
焦凍
焦凍
麗名は顔を赤くする。
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
轟麗名(とどろきれいな)
オールマイトは 少し悲しそうに眉を下げる。
オールマイト
少し迷ってから、デクが聞く。
デク君
その質問に、少し静かな空気が流れる。 麗名は焦凍を見る。 焦凍も黙っている。 そして麗名は小さく答えた。
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
麗名は続ける。
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍も静かに言う。
焦凍
オールマイトは二人を見る。
オールマイト
麗名は拳を握る。
轟麗名(とどろきれいな)
その言葉を聞いて、デクは強く頷いた。
デク君
焦凍も小さく笑う。
焦凍
オールマイトは二人を見て思う。
オールマイト
こんな感じの空になっています。
麗名は少し空 を見上げながら、 ぽつりと言う。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
デクが麗名を見る。 麗名は少し寂しそうに笑った。
轟麗名(とどろきれいな)
その言葉に、焦凍の表情が少し変わる。
焦凍
オールマイトも静かに聞いていた。 デクは首を傾げる。
デク君
麗名は頷く。
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
デクは黙って聞いていた。
デク君
焦凍は麗名を見る。
焦凍
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
麗名は少し驚く。
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
麗名はしばらく黙って、 それから小さく笑った。
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
麗名は空を見上げたまま、 少し眉を寄せる。
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
デクが首を傾げる。
デク君
麗名は自分でもよく分から ないように苦笑する。
轟麗名(とどろきれいな)
その瞬間、焦凍の顔が固まる。
焦凍
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
麗名は少し困ったように笑う。
轟麗名(とどろきれいな)
すると焦凍はため息をつく。
焦凍
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
デクが驚く。
デク君
焦凍は頷く。
焦凍
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
焦凍は即答する。
焦凍
轟麗名(とどろきれいな)
デクは少し不安そうに麗名を見る。
デク君
麗名はデクを見る。
轟麗名(とどろきれいな)
デク君
轟麗名(とどろきれいな)
麗名は拳を握る。
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍は静かに頷く。
焦凍
轟麗名(とどろきれいな)
焦凍
その会話を聞い ていたオールマイトは、 少し表情を曇らせる。
オールマイト
そして心の中で思う。
オールマイト
オールマイト
三人はまだ知らなかった。 その予感が、やがて大きな 戦いへ繋がっていくことを。
その日の特訓が終わり、 デクや焦凍たちと別れた麗名は、 一人で職員室へ向かっていた。
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
職員室の扉をノックする。 コンコン。
轟麗名(とどろきれいな)
中では相澤先生が書類を見ていた。
相澤先生
麗名は扉を閉め、 相澤先生の前まで歩いていく。
轟麗名(とどろきれいな)
その瞬間だった。 ズキッ――!
轟麗名(とどろきれいな)
激しい頭痛が麗名を襲う。
相澤先生
視界が大きく揺れる。 燃え盛る炎。 崩れた建物。 泣き叫ぶ人々。 そして―― 青い炎。
麗名は頭を押さえ、その場によろめく。 相澤先生が椅子から立ち上がる。
相澤先生
轟麗名(とどろきれいな)
相澤先生
轟麗名(とどろきれいな)
言葉を最後まで言い切る前に、 力が抜けた。
轟麗名(とどろきれいな)
ドサッ。
相澤先生
相澤先生がすぐに受け止める。
相澤先生
反応はあるものの、 意識は朦朧としていた。 麗名の額には冷や汗が浮かび、 呼吸も浅い。 相澤先生はすぐに保健室へ連絡する。
相澤先生
麗名は意識を失う直前、小さく呟いた。
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
そこで完全に意識が途切れた。 相澤先生は険しい 表情で麗名を抱きかかえる。
相澤先生
相澤先生
保健室――。 静かな部屋に、 消毒液の匂いが漂っている。 麗名はゆっくりと目を開けた。
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
体を少し起こそうとすると、
相澤先生
聞き慣れた低い声がした。
轟麗名(とどろきれいな)
ベッドの横の椅子には、 腕を組んだ相澤先生が座っていた。
相澤先生
轟麗名(とどろきれいな)
相澤先生
相澤先生
麗名は少し申し訳なさそうに俯く。
轟麗名(とどろきれいな)
相澤先生
相澤先生は真剣な表情で麗名を見る。
相澤先生
相澤先生
麗名は少し迷ったあと、小さく頷いた。
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
相澤先生の表情は変わらない。
相澤先生
麗名は拳を握る。
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
そして麗名は、少し震える声で続けた。
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
相澤先生の目がわずかに細くなる。
相澤先生
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
保健室は再び静まり返る。 しばらく考え込んだ相澤先生は、 静かに口を開く。
相澤先生
轟麗名(とどろきれいな)
相澤先生
麗名は小さく頷く。
轟麗名(とどろきれいな)
轟麗名(とどろきれいな)
相澤先生はため息をついた。
相澤先生
相澤先生
相澤先生
轟麗名(とどろきれいな)
その時だった。 保健室の前を通りかかった一人の男が、 偶然その会話を耳にする。
ホークスさん
ホークスだった。
雄英へエンデヴァーから の伝言を届けに来ていたホークスは、 職員室へ向かう途中で 保健室の前を通りかかったのだ。
ホークスさん
ホークスは思わず足を止めた。
ホークスさん
ホークスさん
その後ーー。
職員室。 コンコン。
ホークスさん
相澤先生
相澤先生が顔を上げる。
ホークスさん
ホークスは書類を机に置く。
ホークスさん
少しだけ真面目な表情になる。
ホークスさん
ホークスさん
相澤先生の表情が変わる。
相澤先生
ホークスさん
相澤先生は少し考えてから答える。
相澤先生
ホークスさん
ホークスもそれ以上は聞かなかった。
ホークスさん
ホークスさん
そう思い、ホークスは職員室を後にした。 そして心の中で一つだけ考えていた。
ホークスさん
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みぃだよ🤍🥀 第3話、読んだよ〜。 麗名ちゃんの火傷痕を笑ったお茶子ちゃんに、焦凍くんが「違う」って言ったところ、すごくグッときた。 あの場面でちゃんと守ってくれる弟、かっこよすぎる…。 それに、デクくんとの特訓シーン、麗名ちゃんが「力のせいで大切な人が傷つくのはもう見たくない」って言うのが、胸に響いた。 やっぱり彼女は、傷を知ってるから優しいんだね。 そしてラストの“未来予知”と燈矢兄の話。 あの不穏な伏線、すごく気になる…。 次話も絶対読むね🌙