私は看守
囚人を管理するのは当たり前の事だ
そして、
看守が囚人に厳しくするのは当たり前だ
でも……
看守失格思うかもだが、
私は……
看守が苦手で
囚人が好きなんだ
その理由は…
単純って思うかもだが…
聞いて欲しい……
まだ私だけが看守をしていた頃‥
ステイサム
優幸
ステイサム
優幸
ステイサム
優幸
ステイサム
こいつが私が囚人好きになった理由の囚人
囚人番号14番、「宮杲優幸」だ
今こそ明るくて元気なこいつだが、
ステイサム
ステイサム
優幸
優幸
初めて会った時はこんな感じで何処か悲しそうで弱々しかった
ステイサム
そして私はこの時から謎の違和感を感じていた
そしてこいつの事をよく調べると、
ステイサム
こいつは……
冤罪だった
どうやら人を殺したのは事実らしいが、
でも証拠不十分で捕まった様だ
正当防衛だった様だ
ステイサム
それで私はあいつの無罪を明かす為必死に証拠を集めた
流石に罪なき命を見捨てるわけにはいかない
そして…
ステイサム
ステイサム
ステイサム
ステイサム
優幸
いっぱい証拠を集め、
それを上に報告して
宮杲の釈放が決まった
ステイサム
ステイサム
ステイサム
ステイサム
優幸
優幸
ステイサム
優幸
ステイサム
優幸
優幸
ステイサム
そう、
宮杲の言う通り、
宮杲は四つ目の奇形だった
ステイサム
優幸
ステイサム
ステイサム
ステイサム
優幸
優幸
ステイサム
優幸
ステイサム
ステイサム
優幸
優幸
優幸
ステイサム
ああ…
こいつも色々抱えてたんだな…
心からそう思った
これがきっかけで宮杲は私に懐いた
優幸
そして今の様な明るい性格になった
…いや、
戻ったって言った方がいいのか?
ただ明るい性格を出せる場がなかっただけで、
きっとこの明るい性格が宮杲の本来の性格だろうしな
ステイサム
優幸
ステイサム
優幸
優幸
ステイサム
優幸
優幸
優幸
優幸
ステイサム
ステイサム
優幸
ステイサム
こんな感じで、
気づけば一つの友情の様な絆が生まれていた
釈放されたら会えなくなるのか?と思うと
少し寂しいくらいだった
ステイサム
優幸
ステイサム
優幸
ステイサム
こんな楽しい時間が続けばいいと思ったが、
……でもある日…
この楽しい時間が……
大きな音を立てて…
崩れ去った
ステイサム
この時は地下の様子がおかしいから、
様子を見に行って欲しいと頼まれていて地下室に来ていた
ステイサム
ステイサム
そこには結構前からある古い機械があって、
前々から問題視されていた
でも私はスティーブみたいに機械に強くないから、
どうする事も出来ない
……そして、
優幸
ステイサム
ステイサム
ステイサム
優幸
優幸
ステイサム
ステイサム
ステイサム
ボンッ!!
ステイサム
優幸
突然その機械が爆発したんだ
私に直撃しかけたその時…
優幸
優幸
ステイサム
ステイサム
ステイサム
優幸
ステイサム
ステイサム
宮杲が私を庇って爆発を受けてしまった…
ステイサム
ステイサム
すぐに宮杲を医務室に運び、
すぐに緊急処置を行なった
ステイサム
優幸
優幸
ステイサム
ステイサム
そのおかげか何とか意識は取り戻したが…
優幸
宮杲は日に日に弱っていった
ステイサム
私はそれを黙って見ることしかできなかった……
優幸
ステイサム
優幸
ステイサム
優幸
優幸
優幸
ステイサム
優幸
優幸
ステイサム
優幸
優幸
優幸
ステイサム
ステイサム
優幸
優幸
優幸
ステイサム
優幸
ステイサム
優幸
ステイサム
優幸
優幸
優幸
ステイサム
優幸
ステイサム
優幸
ステイサム
ステイサム
ステイサム
こうして宮杲は死んでしまった
ステイサム
ステイサム
ステイサム
ステイサム
ステイサム
‥とまぁこんな事があって、
私は囚人が嫌いじゃないんだ
単純だろ…?w
でも良いんだ……
私は後悔してない
私も……
宮杲に……
…いや
優幸に出会えて
とても幸せだった……