ミリア
はぁ〜。運命かぁ。
本当にそうならいいのにね。
ジナ
……。そうだね。
ミリア
だってさ!ヒロイン達はさ、本当の親
事故で亡くしてるわけじゃん。
でもその後にクールっていう
お義父さんにたすけられて
よかったら自分の娘になってくれないかって言われるんだよね
ジナ
確かに私達と同じだよね。
私達の父さんと母さんも
事故で亡くなってるし‥‥。
拾ってくれた人なんていないもんね‥‥
ミリア
そーだね‥‥。
ジナ
やっぱ私達と同じじゃないよ‥
少しだけ違う。
ジナ
さっ!まぁ!とりあえず!ご飯食べよっか!今日は私が作るよ!!
ミリア
そうだね!
ミリア
え!やった!ジナの手料理すき!!
そう、このふたりは
幼い頃に親を交通事故で亡くし
二人だけで過ごしてきた。
だからジナにとってミリアは
誰よりも大切な存在。
大切な妹。
何があってもジナはミリアを守ることを
誓っている。
ジナ
ミリアに美味しいご飯を作るのは
私の役目だもんねw
お姉さんだから頑張らないと!
ジナ
出来たよ〜!
ミリア
オムライスだぁ(✪▽✪)
ジナ
フフッ。ミリアはほんとにかわいいね
ミリア
えっへへ〜!
ミリア
ジナだって可愛いんだからさ
自分に自信もってもいいんじゃない?
ジナ
えっ?
ミリア
いっただきまーす♡
ジナ
私はミリアさえ可愛ければ
それでいいのよ〜。いただきます。
ふたりは温かいご飯を食べた。
その後
またミリアがゲームを開く。
ミリア
ごちそうさまでしたー!!
プリシリ開こっ!!
ミリア
あれ?ジナは開かないの?
ジナ
私は片付けてから開くよ。
ミリア
んー。じゃぁ私も手伝う!!
ジナ
ふふっ。ありがとミリア。
でも少しだけだから大丈夫だよ。
先に開いてて。
ミリア
わかったー!
ジナは食器の片付けなどを終わらせて
アプリを起動した。
ジナ
やっと、開けるよ。
ミリア
ねねね!みて!新しい服手に入れた☆
ジナ
えっ!それ限定のやつじゃん!!
ずるーい!w
ミリア
っていうかほんとにプリシリの世界
に行けたらいいのにね!!ww
ジナ
ほんとにね。でもそんなことありえないことだから夢見るだけになっちゃうけどねww
二人
はぁ〜。プリシリの世界
行けたらいいのに……。
ミリア
えっ、なに?!
ジナ
っ?!
ミリア
ね、ねぇ!ジナ!物知りだよね?!
この床のやつ何!?
ジナ
そ、そんなこと言われても……。
………?これ…魔法陣…?!
ミリア
へ?!魔法陣?!なんで?!
この世界に魔法なんてないよ?!
ジナ
でも、ほらこの魔法陣…。
プリシリの魔法陣と同じ‥‥‥。
ミリア
ほんとだ!こわっ!!!
ジナ
ミリア!!私から離れないで!!
ミリア
うんっ!((っ´ω`cギュッ)
急に二人の部屋の床に大きく
現れた魔法陣の光が二人を包んだ。
ジナとミリアはあっという間に
光に包まれたそして目を開くとそこは…