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あの日から数年。 ルビーは中学一年生になっていた。 今の名前は—— 星野ルビー。
星野アクアマリン
星野ルビー
星野ルビー
星野アクアマリン
星野ルビー
ルビーは飛び起きた。 いつもの朝。 いつもの日常。 みやこも優しい。 アクアもいる。 今の生活は幸せだった。 でも。 時々。 胸が苦しくなる。
学校へ向かう途中。 ふと空を見上げる。 青空。
星野ルビー
思わず呟いた。 兄弟たち。 母さん。 会いたい。 その気持ちは今も変わらない。
友達
友達
星野ルビー
友達
その言葉に。 ルビーは少しだけ嬉しくなった。
実は。
ルビーには夢がある。
アイドルになること。 みんなを笑顔にすること。
昔。 母・愛麗は言っていた。 『笑顔は誰かを救えるのよ。』 その言葉を。 今でも覚えている。
放課後。 ルビーは一人で公園へ向かった。 ブランコに座る。 夕日が綺麗だった。 ポケットから写真を取り出す。 九つ子だった頃の写真。 みんな笑っている。
星野ルビー
思わず笑う。 でも。 次の瞬間。 涙が溢れた。
星野ルビー
ぽろぽろと涙が落ちる。
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
一人になると。 やっぱり寂しい。 どれだけ笑っていても。 どれだけ元気にしていても。 消えない気持ちだった。
その夜。 帰宅すると。 アクアが机に向かっていた。
星野ルビー
星野ルビー
いつも通りの会話。 でも。 アクアは気付いていた。 ルビーの目が少し赤いことに。
星野アクアマリン
星野ルビー
星野アクアマリン
ルビーは苦笑した。 そして。 小さく言う。
星野ルビー
アクアは何も言わない。 でも。 同じ気持ちだった。 ルビーは窓の外を見る。 夜空には星が輝いていた。
星野ルビー
星野ルビー
アクアは少しだけ笑う。
星野アクアマリン
星野アクアマリン
その言葉に。 ルビーも笑った。 根拠なんてない。 でも。
信じたかった。
家族だから。
きっとまた会える。
その日まで。
ルビーは夢を追い続ける。
母がくれた愛を胸に。
そして。
誰かを笑顔にするために。
コメント
1件
第21話、読んだよ!ルビーが中学になって、アイドルを夢見る姿がすごく眩しかったな。昔の家族を想う寂しさと、今のアクアやみやこさんとの日常が両方あって、胸がぎゅっとなった。特に公園のブランコで写真見ながら泣くところと、アクアが「会える」って言い切ったところが刺さった。根拠なくても信じたいって気持ち、めっちゃ分かるわ。愛麗さんの言葉を胸に、ルビーが誰かを笑顔にする日が楽しみだよ!コムムさん、今回は特に感情の描写が丁寧でグッときた。続きも楽しみにしてる🔥