死天
それより…ここどこなの?
優願
貴方の部屋です。
死天
私の?
優願
まぁ他にも部屋はあるって紫黯も言ってました
死天
他にも部屋?
優願
医者でしたっけ。
優願
3階ですね、病室
死天
そう、ありがとう
優願
起きたら3階に来いとも言ってましたよ
死天
わかった…
立ち上がる
死天
うわっ
ふらつく
優願
…大丈夫すか?
死天
…どこ持ってるのよ…
優願
…腰です。
優願
…支えますよ、?
優願
手、掴んどいてあげるんで、
死天
……ありがと…
優願
……
死天
……
優願
…初めて来た…
紫黯
嘘つけ〜、気絶してる時に何回か来てんぞここ。
優願
…
死天
……
紫黯
お、死天
死天
…痛かったわよ
紫黯
謝ったじゃん最初に
死天
…ねぇ…どこまで自分勝手なの…
死天
ねぇッ!!!!!!!!
優願
あ…
紫黯
…うるさい黙って?
死天
貴女は何がしたいのッ?
死天
何を望んでるのッ!!
紫黯
…さぁ?
死天
何のために生きてるの、?
紫黯
……
死天
…貴女は何者なの……
紫黯
さぁ…?w
死天
全部わかんないの、?
紫黯
……うん
紫黯
自分のことは、何も分からない
紫黯
ただ言われ続けたことを、うんうんって聞いてただけだから。
紫黯
僕は人の話しか聞けないんだ
死天
それも誰かに言われたこと?
紫黯
うん。
紫黯
それと僕は、無能らしい。
死天
……
紫黯
それと、感性も狂ってるらしくて
紫黯
自分のことも知らないただの無能
紫黯
ただの出来損ない。
死天
……
優願
……
何も言い返せなかった
紫黯
……さ、優願は部屋に戻って、
紫黯
一緒に行こうか。
死天
…はい…
優願
…もう大丈夫ですか?
死天
大丈夫。ありがとう
優願
…はい
死天
…?
紫黯
ここは医務室。
紫黯
学校で言うと保健室みたいなもの。
紫黯
怪我人をちゃんと管理してね
死天
…はい
紫黯
それと、日々の体調確認を忘れずにね
死天
はい。
紫黯
心のケアもちゃんとしてね。
紫黯
貴女はカウンセラーであり医者だから
死天
はい