ミスターレッド
レッドは床に座り込んでいる2人のことを温かく見つめる
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
床に座り込む2人を再び見つめる
ミスターレッド
そんなレッドの視線に気がついたのか、ルカがレッドに目を向ける
ルカ
ルカ
シグレ
シグレ
ルカとシグレは遠慮がちにそう言った
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ルカ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレは申し訳なさそうに目を俯けながらそう言った
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
シグレ
ミスターレッド
シグレ
シグレ
ミスターレッド
シグレ
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
シグレ
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
中級兵
中級兵
中級兵
1人の中級兵がぶつぶつと小言を呟きながらモニターの前に張り付いている
中級兵
シグレ
中級兵
中級兵
中級兵
シグレ
中級兵
中級兵
シグレ
中級兵
中級兵
中級兵
そう言って中級兵はシグレに仕事を押し付け、颯爽と去って行った
シグレ
ミスターレッド
ルカ
そう言ってレッドとシグレは机の下から現れる
シグレ
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
ミスターレッド
シグレは少し驚きながら口をぽかんとさせている
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
ミスターレッド
レッドは近くに設置されていたパソコンを立ち上げる
ミスターレッド
ミスターレッド
レッドは試しにスクールのホームページを開く
そこでとある項目が目に付く
ミスターレッド
レッドはその項目をクリックし、神頼みする様な気持ちで文字を打ち込み始めた
ピコン
教室に小さく通知音が響く
ブラックはPCのモニターに目を向け、通知を確認する
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターブラック
そう思いつつメールを開く
差出人「ミスターレッド」
ミスターブラック
すまない先生
すまない先生がブラックのPCのモニターを覗き込む
ミスターブラック
すまない先生
ミスターブラック
ミスターブラック
すまない先生
すまない先生
ミスターブラック
ミスターブラック
ブラックはメールの詳細を開く
突然すまねぇ、ミスターレッドだ まぁ……そんな事突然言われてみると信じられねぇとは思うけどよ でも少し聞いて欲しい
俺は今、とある島にいる 自分でも一体この島が何処なのかは分かってない
俺はみんなで海岸に行ったあの日、誘拐されたんだ ブルーと別れた直後にな
お前らには物凄く心配掛けたと思ってる それだけは許して欲しい
だけど今の俺はメールを送れるくらいには元気にしてる そこだけは心配しないでくれよな
すまない先生
そこでお前らに手伝って欲しい事が一つある
俺は今この島からの脱出を試みようと思ってる
でも、俺達の力じゃどうしようもねぇんだ
そこで頼みたい事がある
俺が指示した時間に、島に来て欲しい できればヘリかなんかに乗ってな
ミスターブラック
場所はまぁ………ブラックとかが特定して欲しい
ミスターブラック
ミスターブラック
計画の詳細はもう一度メールを送って説明する
もし俺のメールが信用できるならどうにかして返信してくれ
頼む
そこで文章は途切れていた
ミスターブラック
すまない先生
ミスターブラック
すまない先生
すまない先生
すまない先生
ミスターブラック
すまない先生
すまない先生
ミスターブラック
すまない先生
すまない先生
すまない先生
そう言ってすまない先生は教室から去る
ミスターブラック
ミスターブラック
そう言ってブラックは再びモニターの向き合う
ミスターレッド
シグレ
ミスターレッド
ルカ
ルカ
ルカ
シグレ
ミスターレッド
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
シグレ
ルカ
ルカ
ルカ
ミスターレッド
ミスターレッド
ピコン
パソコンから小さな通知音がする
通知には「すまないスクール」と表示されている
ミスターレッド
レッドはすぐさま通知をクリックする
すると画面には見慣れた面々の顔が表示された
すまない先生
すまない先生
すまない先生
ミスターレッド
ミスター赤ちゃん
ミスターマネー
ミスター銀さん
ミスターバナナ
ミスターブラック
聞き慣れた声が聞こえたこの瞬間、安堵の息が漏れた
すまない先生
ミスターバナナ
ミスター銀さん
ミスター赤ちゃん
ミスターマネー
ミスターブラック
ミスターレッド
すまない先生
すまない先生
すまない先生はそう言って皆をなだめた
すまない先生
ミスターレッド
ミスターレッド
すまない先生
すまない先生
すまない先生
ミスターレッド
すまない先生
ルカ
ルカが横から小声で尋ねる
ミスターレッド
レッドは少し嬉しそうに答えた
すまない先生
すまない先生
すまない先生
ミスターレッド
ミスターブラック
ミスターブラック
すまない先生
すまない先生
ミスターレッド
ミスターレッド
シグレ
まず始めに言っておきたい事は
この島は「警備が硬い」って事だ
島中に監視カメラが貼りめぐらされてる
少しでも変な動きをすればイチコロだ
そこでまず行うのが監視カメラの機能を完全停止する事
これに関しては現在居る管理室の機械の電源を落とせばすぐにでも行える
その次に行わなければいけないのは管理室及び中級兵のアジトからの脱出
すぐに脱出しなければ機械の機能が完全停止したタイミングで兵士に不審がられ、おそらく捕まる
その前に俺達は何としてでも脱出する必要がある
そこで使用するのが島の中心に建つ塔
一番簡単なのは海から脱出する事だが、島はとても高い壁で囲われている為不可能
そこで塔を登り、空から脱出する必要がある
(塔に関しては不明な点も多い為一概に安心と言う事はできない
塔を登る直前協力者のアマラに連絡
アマラは何らかの策を考えていると思われる為、連絡して損は無い
塔を登ったのち、待機しているヘリに乗り込む
そして脱出という流れとなる
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターバナナ
すまない先生
シグレ
シグレ
ミスター赤ちゃん
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスター赤ちゃん
ルカ
ルカ
ミスターレッド
ミスター赤ちゃん
シグレ
すまない先生
すまない先生が再び赤ちゃんの事をなだめる
そんな中ブラックが何かを真剣な目つきで見つめている
ミスターブラック
ミスターブラック
すまない先生
ミスターレッド
あまりに突然の発言に驚いた声を上げる
ミスターブラック
ミスターブラック
ミスターレッド
ミスターマネー
ミスターマネー
ミスターレッド
ルカ
シグレ
ミスターレッド
ミスターレッド
すまない先生
ミスターレッド
今まで滞っていた脱獄計画
それは突然に軌道に乗り始め動き出す
そこでレッドはとある事に気がつく
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスター銀さん
ミスター銀さん
ミスター銀さん
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターレッド
ミスターブラック
ミスターブラック
すまない先生
すまない先生
すまない先生
ミスター赤ちゃん
ミスターマネー
ミスターバナナ
ミスター銀さん
ミスターブラック
ミスターブラック
すまない先生
プツン
そこで通信は途切れた
ルカとシグレが通じ合い
そして、仲間と再び通じ合った事により、計画の歯車は回りだした
レッドの脱出への想い、熱意が新たなる歯車となり
さらに回転を速める
計画はこの時、遂に始まったのだ
コメント
3件
凄い……物語が全体的に凄い……←語彙力? これでようやく停滞していた計画が進む…!というかホームページに送られるメールが「学校が爆発してる」とはどういう事で?(笑)
やっと……やっと進んだね……良かった……良かったよ…… ルカとシグレの仲直りもできたし、レッド君はやっとスクールのみんなと連絡が取れた……ブルー君が合わせる顔ないって拒否しちゃったのはちょっと残念だけどね ブラック君、すまない、信用してくれてありがとう……!お陰で進展したね! ブラック君強いなぁw島の場所特定するなんて、流石だよ! シグレも全面的に協力してくれるみたいで良かった! やっと脱獄計画が進展したね! ここからどうなるのか、脱獄計画がどう転ぶのかすごく楽しみです!
場所わかったの最高だよもう゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛゛‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️‼️ 早くレッドとブルーも仲直りできるといいな……