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まだ薄暗い部屋の中2人で寝っ転がってた なんにも考えないでただ、天井を見つめてた。 今横にいるのは君じゃなくて 結星だよ 君よりは優しいと思う。 もう君も、横にいるのは私じゃないでしょ? お互い様だよね 横を見ると結星の横顔があった 、、、もう忘れるね

結星?

寝てるよね 試しにぎゅって抱きしめてみた 少しは楽になれるかと思ったから でも逆にダメだった 離そうとしたら、結星が抱きついてきた

おきてんならなんかいってよ

結星

眠たいから寝てるみたいなもん

起きてんじゃん

結星

眠い

寝てんじゃん

結星

今起きたの

意味わかんない笑

結星

俺もわかんない笑

好きって言ってれば本当に好きなる? 愛してるっていったら愛してくれる?

ねぇ、ずっとそばに居て

結星

お前もね

お互い寂しいのを理由に 利用しあってることなんてわかってる それでいい お互い利用しまくって 依存しあいたい

私だけみてて

結星

気が向いたらね

ほんと最低

ただ私は結星のいちばんになりたい 難しいなんてわかってるよ でも、利用されたい だって、結星が他の女と寝てるって 考えたら、私は多分もうやってけない でも結局はそーなっちゃうんだよ

結星

、、、わかってるお前だけ見てる

そうして?私を好きでいて、愛して欲しい
いっその事利用しまくって、もう殺してもいーから

結星

殺すの?俺がお前を?
、、、別にいーけど

結星の手が私の首元に来て、首を絞める

結星

一緒に死ぬ?

うん、一緒に死にたい

私も、結星の首を締めた

結星

ばーか。嘘だよ
まだ死なせないよ

結星、、、

少し笑いながら、 結星がキスをしてきた

結星

バカだよお前

、、、しってるよ

結星

愛してるよ

私のこと知らないくせに

本当は嬉しいくせに強がっちゃって 、、、意味わかんない 泣きたくないのに、涙が出てくる 私いつからこんなに泣き虫になった? 多分君と出会ってからだよね

結星

なした?

優しく撫でてくれる そんな結星が好きなんだよ 、、、でも君との思い出がよぎる 最初から出会わなければよかった

好きだったの、頭から離れないの、愛してるって、大好きだって言ってくれてたし、俺には藍しかいないって言ってくれてたのに、私から離れてって、私を突き放して、傷つけて、、、でも好きだったの

結星

もう、いーじゃん忘れなよ

忘れたいよ?でも、忘れれないんだって

子供みたいに泣き叫んだ それでも、結星は優しく頭を撫でてくれた

結星

俺がそばにいるから

首にキスをした そして、私を傷つけた

忘れさせてよ

結星は、上に着てたグレーのパーカーを脱いだ

結星

俺さ、優しくできないよ?

優しくしなくていいよ

結星

ならいっか

結星の首にかかってる銀色のネックレスが目に入った 今日投げたネックレスを思い出して窓側を見た 絡まってる状態だった君に もういーよっていわれてるみたいで、いやだった それから長い時間をかけて、愛を確かめあった

結星

時折呼ぶ結星の声が愛らしかった

結星

なんか飲む?買ってくる

ミルクティ!あー、温かいやつ

結星

わがまま言ってんな

暖かいのがいい

結星

わかったわかった

見送ろうとげんかんまで行く 隣に並んでみると 結構な身長差があった

結星高いね

結星

、、、お前が小さいだけだよ

かわいーからいーでしょ?

結星

可愛くない

あー最悪、帰ってくんな

結星

いーんだ

、、、嘘帰ってきて

結星

わかってるよ笑

結星がいなくなった部屋は 静かでちょっと寂しかった スマホを手に取ってみると、 写真フォルダをのぞいた 君との写真を全部消した

もう、忘れるね

スマホをぶん投げた ベランダに出ると月が綺麗だった でも、街灯とか店の光で 主役が目立たなかった いっその事全部消えちゃえばいいのに

結星、月が綺麗だよ

不在着信

不在着信

誰?って思ってスマホをみると 口から心臓が出そうだった もう、忘れたかったのに 、、、出ちゃダメだって分かってるのに でてしまった

もしもし?

はい

久しぶり、元気にしてた?

陽輝、、、

陽輝

ん?

もーやめてよ

陽輝

なにが?なんかあった?

ひどいよ私から離れてったくせに

陽輝

仕方ないじゃん。俺だって、色々あんの。悪いって思ってたよ?

、、、寂しかった

陽輝

ごめんね、藍

名前、、、よばないでよ

いーよ

陽輝

藍、あのさ、今日会える?

え?

陽輝

あー、無理ならいーよ

、、、ううん会いたい

陽輝

じゃあ、俺ん家来てよ

わかった

陽輝

待ってるね

通話が切れると 自分がなにをしたかったのか よくわかんなかった だめだよ、、、 なのに足が陽輝の所に向かった

なにしてんだろ、、、

結星からだ

友達酔ってて、迎えに行く! 今日中には帰る

結星、利用しまくってごめんね 嘘ついてごめんね わかってる陽輝が あいたいのは私じゃない 私の身体だよ でも、私を望んでくれてるのが、嬉しかっただけ

ついた インターホンを押すと、陽輝がでた

陽輝

はいんなー

ドアがあいた もう後には引けないことぐらいわかる でももういいや 考えたくない

お邪魔します、、、

陽輝

久々だね

陽輝、、、

にこって笑うと手を引かれて ベットの上に座った

陽輝

寂しかった?

なんにも変わってないね 金髪も空いてるピアスも なんにも変わってなかった

あたりまえじゃん、、、

肩に触れられたその感触が 懐かしかった 目の前が揺れた

陽輝

なに泣いてんの?
、、、ごめんね

こんな時にしか優しくしてくれないくせに

陽輝

そんなことないよ

軽くキスをした

陽輝

色々あんの

色々ってなんなの? 私馬鹿だからわかんないよ

わかんないよ

陽輝

俺の事、、、好き?

好きだよ

好きだよ、、、でも大嫌い 目が合うと微笑んだ 感情なんかそこにないくせに

陽輝

久々にやる?

、、、うん

ベットに押し倒されて、 部屋が暗くなった 結局はそれの繰り返しでしょ? 優しく私の体をなぞる陽輝が いやだった でも離れられなかった。 だからただ、感じてる振りをした

陽輝

ねぇ、、、この跡なに?

え、?

結星につけられたやつだった

別に、なんでもないよ

陽輝

俺以外に、男がいんの?

いるよ

陽輝

俺、、、1番じゃない?

、、、1番だったよ

私の気持ち、分かってくれた? ねぇ、もう終わりにしようって 言ってよ 私からはいえないから

陽輝

俺は、、、藍が1番だよ

嘘が上手だね 私馬鹿だからほんきにしちゃうよ?

ごめん、陽輝

その後は何も言わないまま、 暗い部屋に2人で沈んだ ぎゅって掴まれる手首が痛い 私を痛めつけた でも、、、好きだった 殺されたいってすら思った

陽輝

、、、陽輝

陽輝

好きだよ

結星

通話終了

通話
00:00

電話がなった

ごめん、、、

結星だった スマホに表示された結星の文字が 私を安心させた

もしもし?

結星?

結星

、、、遅いよ

ごめんね、今から帰るね

結星

駅まで迎え行く

ありがとね

電話がきれると、私は帰る準備をした

陽輝

藍?

ごめん、陽輝帰るね

時計をみると、深夜2時だった 手首を見るとまた痣になってた

陽輝

また今度あえる?

、、、わかんないよ

バイバイと手を振って 陽輝の部屋を出た

ごめん、結星

電車に乗って駅を出ると、結星がフードを被って待ってた

結星!

結星

あ、マジで遅い

ごめんね

結星

、、、別にいーよ

何気に手を握ってくれる 結星が好き

ありがとね

結星

てか、ミルクティーさめちゃったよ

別にいーよ

結星

いや、買いに行こ
俺お腹すいたし

あー、私もお腹すいた

結星

、、、ちょっととおいいコンビニ行く?

ありだね、そーしよ!

深夜2時の暗い道は、誰もいなくて 二人の世界みたいだった 安心できた 歩いてくと街中に着いた

結星

眩しいんだけど、目チカチカする

えー結星こっち系の人間じゃん

結星

バレた?

女癖悪そうだしね

軽く頭をたたかれた

結星

んなわけ

だってみえるもん

色々んなビルがたってる キラキラしてた ビルトビルのあいだに、ないてる 女の子と、 隣に座ってなだめてる男の人 昔を思い出した 陽輝と出会ったあの時、 あのころの出会いに、そっくりだった

結星

藍?なにみてんの?

え、あ、ううん
なんでもない

そうだあの日私は泣いてたんだ

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