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雪
雪
化野 明衡
化野 明衡
化野 明衡
化野 明衡
雪
化野 明衡
雪
雪
化野 明衡
化野 明衡
雪
雪
化野 明衡
化野 明衡
雪の言葉を遮って 発せられたそれに
襖が小さく揺れる
雪
白來
恐る恐る顔を出した その姿に
明衡は小さく笑った
化野 明衡
化野 明衡
雪
化野 明衡
化野 明衡
雪
白來
化野 明衡
化野 明衡
雪
化野 明衡
雪
化野 明衡
化野 明衡
雪
唇が震える
ずっと目を背けてきたこと
自分を何度も責めたこと
それを再び突き付けられて
視線を逸らした
雪
怯えの表情を浮かべた白來は こちらから目を離さない
化野 明衡
化野 明衡
化野 明衡
雪
化野 明衡
化野 明衡
雪
化野 明衡
白來
化野 明衡
白來
化野 明衡
化野 明衡
化野 明衡
雪
化野 明衡
雪
化野 明衡
化野 明衡
雪
今まで「雪」と かつての、
“兄弟”として過ごしていた頃の 呼び名で呼ばれていたのに
冷たく「雪衡」と呼ばれ
冗談ではないのだと 理解する
化野 明衡
化野 明衡
化野 明衡
化野 明衡
雪
白來
白來
雪
白來
化野 明衡
化野 明衡
白來
白來
雪
自分の口から漏れた言葉は 酷く凪いでいた
白來
雪
諦めからか
困ったような表情で 薄く微笑む
白來
それを見て白來は ぐちゃぐちゃになった表情で
それでも雪を見詰め続ける
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
白來
化野 明衡
化野 明衡
化野 明衡
雪
雪
雪
雪
ゆっくりと明衡に背を向け
距離を取ってから
小刀を取り出した
白來
化野 明衡
雪
雪
雪
雪
雪
雪
徐に明衡に向き直り
小刀を持ち替え
髪の結び目に刃をあてがう
化野 明衡
雪
雪
雪
そして
雪
その部分から 髪を斬った
白來
長い髪が
ぱさり、と畳に落ちる
それを流し目に見てから
雪は再び明衡を見た
化野 明衡
化野 明衡
化野 明衡
雪
化野 明衡
化野 明衡
化野 明衡
くるりと踵を返して 部屋を出ていく明衡に
声を投げる
雪
雪
雪
第11話【決別】
続く
コメント
2件
うん!やっと!やっとここまできた! とりあえず兄上・明衡に暴露されるっていう展開は書きたかったんですよ いや、ちょっと挿絵の準備があってですね…(作っとけって話) 誤解無いように言っときますと、まだまだ終わりませんから! 次回もよろしお願いします!