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2 - ひやむぎ

♥

19

2023年08月18日

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結局、いつの間にかあの件があり

グダグダになっていたが

四人ともスタバにいた。

まぐろ

改めて...すみません

愛子

いやいや、私こそ...

私はまだ恥ずかしさが抜けずに

顔を見れず下を向いていた

やっこ

ったく、世の中、変なやつもいるでな

やっこ

って...でもあれ、名前なんていうの?

愛子

愛子です。

愛子

まぁこれも渾名なんですけど

やっこ

愛子、覚えた

やっこ

あの時、愛子がまぐろって子に

やっこ

走ってなかったら

やっこ

一生気づかんかった

あいす

確かに。なんで愛子気づいたん

愛子

え?!いや、なんとなく...?

やっこ

何となくで気づいたん?

やっこ

プロやな

やっこが感心しながら話を聞いている

愛子

(私はあくまで...)

愛子

(あの時と似たような)

愛子

(経験をしたからであって...)

愛子

(ってそんなこと言えないし...)

まぐろ

本当に感謝です...

まぐろ

私たち同じ学校...

まぐろがペコペコと頭を下げていたが

言われてみれば確かにそうだ

やっこ

ほんまや。

やっこ

まあこれもなんかの奇跡ちゃう?

やっこ

って私が言うな!って感じやな

やっこは笑いながら話していた。

なんだか...大人だなと思った。

愛子

(場の流れ作るのも上手いし...)

愛子

(なんか人馴れしてる感じがすごい)

あいす

今まで、あそこでライブしてたの?

まぐろ

まぁ...元々

まぐろ

あんな人前じゃなくて

まぐろ

tiktokで動画上げてて

まぐろ

その見てるリスナーさんから

まぐろ

路上ライブしてみたらって

まぐろ

言われたから...みたいな

あいす

でも、ほんまに歌上手い

あいす

私思わず立ち止まったもん

まぐろ

いや!そんな...!

まぐろ

ただ...憧れてる人が...おって

あいす

憧れてる人?

あいすちゃんの問いかけに

恥ずかしそうにまぐろは頷き、

携帯を見せてきた

まぐろ

ひやむぎ...って名前の人

まぐろ

この人に憧れた

まぐろが動画を再生した

その瞬間思わず私は携帯を食い入るように見た

愛子

(え...!嘘でしょ?!)

まぐろ

この人可愛くて...

まぐろ

普段プリ屋でバイトしてんだけど

まぐろ

歌うまくて...

愛子

(ひやむぎ...いや、むーみんだ)

愛子

(間違いなくむーみんだ)

あいす

すご!歌上手い

あいすちゃんも食い入るように見ていた

まぐろ

本当は、このひやむぎって人

まぐろ

歌がメインじゃなくて

まぐろ

ギターがメインやったんけど

まぐろ

歌の投稿からめちゃくちゃ憧れて

私はほぼ話を聞いているようで

聞いてなかったに等しかった──

愛子

(信じられなかった)

愛子

(あの時──)

やっこ

愛子?

やっこが呆然としていることに

気づいたのか、その声で我に返った

愛子

あ...ごめ...

あいす

なしたん?

愛子

いや!なんでもない!

愛子

さ、さっきの件が...

愛子

忘れられなくて...

なんて必死に流したが...

手元のフラペチーノは私の冷や汗のように

ドロドロと溶けていく

愛子

(そっか──)

愛子

(活動してたんだ...)

どこか安心感もあった

やっこ

ま、これもなんかの縁やし

やっこ

また集まろ?

やっこ

ほら、時間も遅なるで

やっこの言葉に時計を見ると

もう時間も遅いことに気づき、

その日はそこで解散となった

あいす

なんか凄い一日やったな

愛子

なんかね...

愛子

ってか、ニュースに私載ってたら

愛子

どうしよう...

あいす

大丈夫ちゃう?

あいす

逆に表彰されるんやない?

あいす

あのやっこって人も

愛子

いやいや...

愛子

まぁ良かったのかな...

なんて話しながらお互い駅の ホームで別れた。

帰宅したあと、さっそく気になって

"ひやむぎ"と検索をかけた

愛子

(これだ...!)

早速動画を見た。

動画越しではあるが、真剣に

ギターを弾いている姿...

歌っている姿...

自然と涙が頬を伝っていた

なんでかは分からなかった

私は元々バンドを組んでいた

本当に...高校生特有のノリというか

実際陰キャな私にしてみれば

バンドを組んで活動するなんて

考えることすら及ばなかったが

同級生でもあったひやむぎことむーみん

彼女と他にもいたが...

他の二人は事情があるからと抜け

最後まで私とむーみんで

バンドを続けていた

しかし───

むーみん

もう、ギターは弾けない

突然言われた彼女の言葉を

忘れることは無かった。

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