テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

先生と彼ら

第1話 - 鈍感

473

2021年05月01日

#グクミン

#クオズ

チムちゃ

ﾓﾌﾞ

ジミンちゃ〜んっ！

廊下を走る音と共に

聞こえてくる声

ｶﾞﾗｯ

ジミン

あ～っ！

ジミン

君たち、廊下は走っちゃダメでしょｯ

ﾓﾌﾞ

ごめんなさぁ〜い♡

ジミン

もうっ！

ジミン

あと僕の事先生って呼んでよねっ

ぷんぷんとかいう効果音がつきそうなくらいに可愛く怒る

ﾓﾌﾞ

え～、なんでぇ

ジミン

そりゃ僕の方が年上なんだから

ﾓﾌﾞ

え、みえないよ？

ﾓﾌﾞ

そうそう！あたしらと同じ高校生でもいけるんじゃない？

ﾓﾌﾞ

先生童顔だしね

ジミン

もぅっ！気にしてるんだよ？

ジミン

罰として今日はお菓子あげませーん！

ﾓﾌﾞ

えぇ〜！？

ジミン

あっ、ちょっとちょっと

ジミン

カーテン閉まってる時は静かにねって、前言ったじゃん

ﾓﾌﾞ

あ、そうだった

ﾓﾌﾞ

ごめんね〜…じみんちゃん

ジミン

あっ、またそーゆーこと…

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ﾓﾌﾞ

あっ！

ﾓﾌﾞ

そろそろ授業始まるから行くよ！

ﾓﾌﾞ

じゃあね～じみんちゃん〜

ﾓﾌﾞ

また来るから～っ

ジミン

はいはい、勉強頑張ってね

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ジミン

ふぅ…さて、と…

ｼｬｯ

勢いよくカーテンを開ける先生

ジミン

そろそろ体調治りましたかね？

ジミン

2人とも、

可愛い顔がひょっこりと覗く

グク

…せんせぇ、

テヒョン

ん…

ジミン

よかった、顔色は良くなってるね

テヒョン

よくない…

テヒョン

まだここにいる…

ジミン

んん？まだしんどいの？

違う、違うよ先生

テヒョニヒョンのやつ仮病つかってるんだよ

テヒョン

うん

ほら、ちょっと笑ってる

ジミン

う～ん、どうしようかなぁ…

ジミン

ん～…まぁ、ちょっとだけでも頑張ってみる？

テヒョン

やだ

ジミン

即答……

ジミン

はぁ、とりあえず熱測ろっか

テヒョン

うん

テヒョン

せんせ、

ジミン

ん？

テヒョン

でこ出して

ジミン

え、え？

テヒョン

それで、測って

テヒョン

そうすれば頑張るから

ジミン

？そうなの？

ジミン

まぁでもテヒョンくんが頑張れるならいっか……

いやダメです、よくないです

グク

せんせぃ…

グク

ぼくも…

ジミン

2人とも今日はどうしたの？

テヒョン

風邪の副作用

ンなもんないわ

ジミン

え？！そうなの！？

ジミン

僕、知らなかったなぁ……

なんでそこで騙されるんですか！？

ジミン

んー、まぁ順番にやればいっか！

ジミン

ジョングクくん、ちょっとまってて

グク

……

テヒョン

はやく

ジミン

わっ！？

テヒョニヒョンが無理やりジミン先生の腕を引っ張る

ジミン

わあっ、びっくり……

テヒョン

せんせ

ジミン

どうしたの？

テヒョン

……

テヒョン

きすしていい？

ジミン

え？

グク

は？

ジミン

きす？

ジミン

なんで？

あ〜ほら…先生、純粋だからそんな事言う……

ふつーなら恥ずかしがるのに

テヒョン

ん〜…したいから？

ジミン

えー？ダメだよテヒョンくん

テヒョン

なんで？

ジミン

う〜ん…だってキスって好きな人とするんでしょ？

ジミン

だったらダメじゃん

わぁ、純粋無糖な先生かわいいね(´ཫ`* )

テヒョン

先生俺の事きらい？

ジミン

え？そうじゃないよ？

ジミン

だってテヒョンくんにはいい女の子沢山いるじゃん

テヒョン

そんなことない

テヒョン

勝手に着いてくるだけ

ジミン

こらこら、そんな事言っちゃメッ、だよ

軽くおでこを指で弾く

テヒョン

ﾑｯ……

グク

ヒョン

ジミン

お？…ひ、ひょん？

息がかかりそうなくらいに顔を近ずける

すると顔が赤くなるヒョン

意識してくれてるのかな？

ジミン

ヒョン呼び…照れるね…//

あ、そっち？

グク

ヒョン〜

ジミン

ん？

グク

彼氏います？

ジミン

え？

ジミン

彼氏？彼女じゃなくて？

グク

いいから

ジミン

えっ、いや、いなi

テヒョン

俺だけど？

ジミン

えっ！？テヒョンくん？！

グク

なんなんですか急に

テヒョン

ねー、ジミナぁ、違うの？

ジミン

えっ、呼び捨て…？

テヒョン

いや？

ジミン

え、え、えぇ？

ジミン

や、いや、まぁ、いい、けど？

テヒョン

良かった！

グク

良くないですよ！

テヒョン

あ？

ジミン

おぉ…？

グク

ヒョン

ジミン

は、はい？

ㄘゅ

ジミン

え、

テヒョン

は！？！？

ジミン

ジョングク…くん？

グク

呼び捨てでいいです

グク

僕の気持ちさえ知ってもらえればいいので

ジミン

……え？気持ちって…

ジミン

もしかして僕の事からかってるの？

グク

え

テヒョン

お、

えぇ〜…？まだ分からないんですか…この鈍感ヒョンは…

ジミン

も～、可愛いイタズラだなぁ！

グク

……はぁ、

グク

先が思いやられますね

ジミン

？、分かんないけどとりあえず授業出てきな

ジミン

また、来ていいから、ね？

テヒョン

えぇ〜……

ジミン

はいレッツGO！

ジミン

Go！

グク

もう…また来ますからね

ジミン

うん、待ってるよ

テヒョン

じゃあね～ジミナぁ

ジミン

ん、行ってらっしゃい

ジミン

勉強がんば！

……

ジミン

は、はぁ…

力が抜けてへなへなと座り込む

ジミン

なんなの…ほんと…///

平気っぽく振舞ったけど

顔があっつい……

イケメンに言い寄られたらほんとしぬ……

あぁ〜もう！

ジミン

……コーヒー飲も

僕は頭をぐしゃぐしゃにして

部屋を出た

続く

先生と彼ら

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

473

10件

ちょっと〜神作作ったの誰ですか！今鼻血出して心臓えぐられたんですけどー罪に問われますよね？

ニヤケすぎてハゲ散らかした

うんうん…保健室のカーテンって私の事ですか？(((は？

チムちゃ

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。