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鈴木
鈴木
芬
八つ当たりして家出とか... 俺ほんとに滓じゃん...
...頬に水滴が落ちたと思えば、衣服や肌に水滴が降り注ぐ。 どこかでこの悪天候を乗り越えなければ。
でも、足を動かそうとは思わなかった
手が悴む様な寒さから抜け出して良い様な価値等俺には無い。 ...このまま、川にでも身を投げようか。
スーツに身を包んだ男が朗らかに手を振りながら此方に話し掛ける。
芬
芬
絶対に此奴にだけは隙を見せてはいけない。 直感がそう囁いていた。
芬
...
芬
芬
男の拳が後頭部へと振り下ろされる前に、俺は男を蹴り飛ばした。
芬
芬
相手の熟練された身の熟しや漂う殺気。 ...絶対に只者では無い。
芬
雨のせいで悪くなる視界と、滑りやすくなった地面が俺の敵となる。 男は其れ等を物ともせず、此方に攻撃を繰り出している。
芬
芬
芬
危うく腹を殴られる所だった...、 つい防御ばかりになってしまい、此方からの攻撃は全く出来ていない...、が、
相手が隙を見せるその時まで待つんだ、 ...我慢だ。
芬
...今だ、!!!
芬
相手の防御が緩んだ瞬間、俺は身体を下に滑り込ませ腹を狙った。
そんな声が聞こえた刹那、俺の後頭部に鈍い痛みが走り、 俺の意識は途絶えた。