吸血鬼ハンターの俺

目を覚ますと俺は白いベットの上で天井を見ていた

確か...あいつらに看病してもらってて それから誰かが来て... その後どうなんたんだ？

俺は一瞬で状況が分かった 本当に一瞬でだ...

取り敢えず「上司のお陰」とでも言っておこう

上司は目を♡にして喜んでいた 俺にはなんでかがサッパリ分かんない あまり考えないでおこう

俺はここから早く出たいために

その時の上司の顔はまるで「やっとだ」とでも思ってるかのように ワクワクしていた

俺はなんの事だがさっぱり分からず呆然と立っていた

こいつは何を言っているんだ 俺は今日起きて初めて聞いたぞ しかもあいつらは俺に協力を求めて ここから逃げようとしている

俺は

どっちの味方につけば...

"無様"？ 何を言ってるんだこいつは...

もしかしてアイツらが？......

いや、考えるのは辞めとこう

「おぉ〜」 と俺たちは声を揃えた

こいつら本当馬鹿みたい 今日初めて会った人を こんなに信用するなんて

こいつらの 裏切られた瞬間の顔 見てみたいわ♡

まぁ嘘だけど♡

sha　　　　　 　 　　　　　　　　 こいつ怪し過ぎだろ 何でこんなに協力的なんだ...

kn　　　　　　　　　　 　　　　 正直俺も心配だ... 嫌な予感がする

kr　　　　　　　　　　　　　　 やっぱりシャークんも心配か...

俺はとても不安だ だってぶりっ子なんだよ？ 俺は絶対に信用しないからな!!

あの馬鹿達はっ!!♡ 私が裏切るとも思わないなんてぇ♡（笑）

ｼﾞﾘｼﾞ...ﾘｼﾞﾘ......

ｶｸｶｸｼﾞｶｼﾞｶ

流石上司♡ 考えることがすご過ぎますのぉ♡♡

ｼﾞﾘ......ｼﾞﾘｼﾞﾘ.........

呑気な2人と 恐怖に満ちた3人 足並みをそらえて目的地へと

案外冗談も通じたわ

ｼﾞﾘｼﾞ......ﾘｼﾞﾘ...

嘘 さっきの聞かれてたの 結構小さい声で喋ったはずだけど やっぱり吸血鬼は気持ち悪いわね

クルクルクルクル

俺達が来た場所は 周りには拷問のような器具が沢山あり 床には血が落ちており 乾いてるものもあればまだ最近のも落ちている 予想外の所に来てしまった

命日？ こいつは何を言ってるんだ？

スマイル？

俺達が3人は絶望と納得で呆然としていた

あとの2人はまだ気づいてないらしい

済まない待たせた

今だけなんだけどね（笑）

この2人は気づいてないのかな？

え？

そこには あの時見たキツそうなスマイルではなく メッチャ元気なスマイルが出てきた

俺は縄を強く握る

3

2

1

走れ!!