生徒 視点
ガラッ
佐 藤
...
突然帰って来たのは 同じクラスの 佐藤さん
傷がついていたけどそれより気になったのは
彼女の瞳だった
いつもは生気のある 生き生きとした瞳だが
その時は違った
佐 藤
...
死んでいた
真っ暗で ハイライトもなかった
怒ってるんじゃない
怯えていた
生徒
……
先生は慌てて駆け寄って
保健室へ行くよう促していた
佐藤視点
佐 藤
...
治
佐藤 !
佐 藤
… !
佐 藤
おさ、む、
治
どうしたん、、?
安心した
怖かったから
知らない未知の恐怖と戦っていたから
佐 藤
っおさ、むっ
治
大丈夫や、
佐 藤
っっっっ
泣いてる姿を見せたのは 君が初めて
佐 藤
私、私っ、
治
大丈夫やから
治
俺ずっとおるから
大丈夫
その言葉に安堵した
佐 藤
ん、だい、じょうぶ
治
ほんま?
佐 藤
ほんと
治
無理したアカンで?
佐 藤
せーへんよ、
治
それなら、良かったわ
治
何があったん?
佐 藤
...
治
教えて欲しいんやけど
佐 藤
それ、は、
治
...
佐 藤
私が片付けなきゃ駄目な
事だから。
事だから。
佐 藤
治は、
知らなくていいの
知らなくていいの
治
っ、
治
ほーか、
佐 藤
うん。
それから2日後
遂に 起きた。
迎えが、 来たのだ。
侑
なん、や、アイ、ツ、
治
前見たのんとは、
角名
また違うけどこっちの方が
侑
絶対強いやん...
侑
なんで、俺れらがっ、
侑
こんな目に遭うねん
角名
愛沢 さんは、?
愛 沢
ご、ごめん!遅れ、た、
侑
蘭々 ! コイツ、
侑
お前の力で倒せへんか、?!
愛 沢
私、が、
シヴァ
怯えないでください ヨ
シヴァ
私ハ
シヴァ
佐藤 様
シヴァ
ヲ 迎えにキタダケデス
治
佐藤、?
侑
佐藤って、あいつやんけ、
角名
佐藤、さん、
愛 沢
全部、全部佐藤ちゃんが、
愛 沢
私が、 倒さなきゃ、!
愛 沢
私行ってくる、!
侑
気ぃ付けて、や、
グシャッッ
角名
は、
侑
ぁ、
治
っ、
愛 沢
私の、脚っ、が、
愛 沢
嫌っ、いやぁぁぁあああ
シヴァ
私に攻撃を仕掛けてくるのが
シヴァ
4級呪術師だなんて、
シヴァ
佐藤様 ヲダシナサイ
愛 沢
佐藤なんてっ、
居ないわよっ、
居ないわよっ、
シヴァ
... ソウデスカ
では貴方は
では貴方は
シヴァ
用済みです
愛 沢
えぁっ、
…… 危ねぇっての、
愛 沢
へ、