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カケルくんが冷たすぎる！！

第6話 - カケルくんが冷たすぎる！！〜転校生〜

2022年10月31日

#青春恋愛

#恋愛

イソ

カケル

ハルカおはよ

ハルカ

おはよう！！

ハルカ

数学の宿題やった？？

カケル

おう

ハルカ

まじかよー

カケル

なんだよwやってたら悪いかよw

ハルカ

いやー焦ってる姿みたかったのになー

カケル

ふざけんなw

ハルカ

（なるべくいつも通りに）

ハルカ

（カケルの心の負担が少しでも消えるといいな）

ハルカ

（それより…昨日）

ハルカ

（イツキくんはなんて言おうとしてたんだろ…）

昨日

イツキ

僕は…

イツキ

ハルカ

ん？

イツキ

いや、なんでもないです！

イツキ

帰りましょう！

ハルカ

え、あ、うん。

イツキ

話が長くなるんで、また今度話します

イツキ

すみません

ハルカ

全然！

ハルカ

じゃあまた明日学校で！

イツキ

はい！

ハルカ

…ってなったし

ハルカ

（知りたかったなー）

ハルカ

（あそこで止められると余計にしりたい。）

先生

おいみんなー

先生

今日は転校生を紹介する

先生

イツキくんだ！

イツキ

こんにちは。

ハルカ

（あ！イツキくんだ！）

カケル

（かっこいいな）

先生

まだわからないことがあると思うから。ハルカ教えてやれよ

ハルカ

わ、私？？

イツキ

よろしくね。ハルカさん

先生

おう。昨日お前らは会ったんだからいいだろ！

ハルカ

いやーでも…

先生

よし！決まりだな。よろしく

カケル

（会ったんだから…とは？）

ハルカ

え…ちょ先生！

先生

以上でホームルームをおわる。

先生

1時間目間に合うようになー

ガラガラ…

ハルカ

はぁ…

イツキ

よろしくね。ハルカさん

ハルカ

う、うん…

カケル

なに知り合い？

ハルカ

あ、うん

イツキ

カケルさんですよね？

カケル

え、はい

イツキ

ぼく、一度話してみたくて

カケル

なぜ？俺の名前を？

イツキ

よく聞いてたんで

カケル

誰から？

ハルカ

（イツキくんは前からカケルのこと知ってるってこと？）

イツキ

有名ですよーかっこいいんですから

イツキ

僕、他校ですけど名前知ってるぐらいですもん。

ハルカ

（ん？今へんなまがあったような。）

カケル

そう、なんだ

イツキ

はい！

イツキ

これからよろしくお願いします！

カケル

うんよろしく

ハルカ

よろしくね！

イツキ

はい！ハルカさん！

ハルカ

んぁ~

ハルカ

やっと補習終わった

ハルカ

なんで、模試の補習もあるのよ！！！

バタバタ…！！！！

ハルカ

（え？誰がものすごい勢いでこっちの教室に走ってくる？）

ガラガラ…！！

ハルカ

え？

イツキ

はぁ…はぁ…

ハルカ

イツキくん？？

イツキ

やばいっす

ハルカ

え？

イツキ

カケルさんが…

イツキ

ハルカ

え？

ハルカ

どういうことですか？階段か落ちたって

ハルカ

意識は？？

先生

まだ詳細はわからないが、

先生

階段から落ちてるところをイツキが見つけてくれてな

先生

意識はまだない…

ハルカ

うそっ…

イツキ

俺がもっと早く見つけてれば…

イツキ

くそっ！

ハルカ

イツキくんのせいじゃないよ

ハルカ

ありがとうね

イツキ

全然…

3時間後

イツキ

ハルカさん…

イツキ

そろそろ帰りません？

イツキ

もうずっとそこにいますよ

ハルカ

もう少しだけ…

ハルカ

なんか目を離したら死んじゃう気がして。

ハルカ

嫌なんだ

イツキ

そうですか…

イツキ

じゃあ僕はお母さんになにもいってないので、帰ります

ハルカ

そ、そっか！！

ハルカ

なんかありがとうね！ごめんね！

イツキ

いえ…

イツキ

じゃあまた明日学校で

ハルカ

うん！

カケル

んっ…

ハルカ

カケル…？

ハルカ

カケル！！

カケル

ハル…カ？？

ハルカ

もう！！

ハルカ

心配したんだから！

ハルカ

このまま死んじゃうと思った！

カケル

ごめ…んな…

カケル

ありがとう…

カケル

でも…

カケル

ハルカ

え？

ハルカ

じゃあ、そろそろかえるね

ハルカ

明日の学校ノートお見舞いとして持ってくる。

カケル

ありがとう。またな

ハルカ

うん！

ハルカ

（…）

ハルカ

（元気になってくれてよかった）

ハルカ

（それよりさっきの話本当かな）

ハルカ

（それだったら…）

ハルカ

（カケルは…）

カケル

でも…

カケル

ハルカ

え？

カケル

誰かに突き飛ばされた感じがするんだ

ハルカ

え？

カケル

微かに、階段から転げ落ちた後、上を見上げたら人影があって

カケル

それに、背中を押された感じがすごく覚えてる。

ハルカ

うそっ…

カケル

落とされたとしたら誰なんだ…

カケル

俺に恨みがあるやつ…

ハルカ

そんなのいないよ！

ハルカ

きっと…

ハルカ

イツキくんが一番最初に見つけてくれたんだし

ハルカ

すれ違った人とかいたかもしれないので確認してきます！

カケル

ありがとう。

ハルカ

（もし誰が突き落としていたら）

ハルカ

（私はそいつを許しない。）

ハルカ

（見つけ出そう。）

3日後の中間テストには怪我も治りカケルは受けることになった。

だが、事件がまた起きる

中間テスト

ハルカ

（ほんとにだるい）

ハルカ

（何でテストなんか…）

ハルカ

（50分が最高に長い）

ハルカ

（マジで早くー）

先生

おい！！

ハルカ

っ！！

ハルカ

（びっくりした。）

先生

何だこれは！！

ハルカ

（え？？）

カケル

え？

そこにはカケルの机の下にはカンニングペーパーがあった。

カケル

ちょっと待ってください

先生

これはカンニングだぞ！

先生

今すぐ教室からでなさい！

カケル

まって、俺はやってません！！

ハルカ

（カケルがやるわけない…）

ハルカ

（なんで？？）

ハルカ

（あんなにカケルの周りばっか自然に悪いことが起こるの？？）

ハルカ

（．ん？）

ハルカ

（自然…か…？）

ハルカ

（ちっ…違う！！）

ハルカ

（自然じゃないんだ！！）

ハルカ

（これ…は）

仕組まれている

カケルくんが冷たすぎる！！

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