遺書
これは、、、 私がこの世に遺した 渾身の恨み言です。
私は、、、 今、フェンスの上に立っている。 冬だからかな...風が強くて落ちそうになる。今、ここでこの事を書き留めるのにも体力を沢山使っている。
私の人生は散々なものだった。 いつも、いつも、誰かの言いなりになってた。誰かの要望に応えていた。 でも...それも、今日で全て終わり。 何故かって?それは勿論飛び降りるから。
飛び降りるのは失敗しやすいって言うでしょ?でも、大丈夫。飛び降り方は教えてもらったの。私の...幼なじみに。死ぬ直前に撮られたビデオで教えられた。だから絶対私は消えれる。
そろそろ...体力が限界かな。 風が凄く強いから。この書き留めてる文字も上手いこと見えない。 今、頑張って髪の隙間から文字見てるから誤字ってないといいなぁ。
うん、もう駄目かも。 さようなら。みんな。幼なじみの君へ、もう少しで会えるね。久しぶり。
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これは どっち