突然だけど皆さんはふとした瞬間にどこかからか”視線”を感じることはありませんか
特に一人の時は何故か誰かに見られてるような気配を感じたりしますよね
しかし実際は誰も居ない
自分以外はだーれもいない…
背中に視線を感じるのはただの気のせい
説として【生き物から出る微弱な電波がその場に残り、それを肌で感じてる】ケースが多いんです
その微弱な電波を肌が瞬時にキャッチし気配を感じたりするということです
一概にそうとは言えませんがおおよそこの現象の事が多いはずです…
かくいう私もそうだと思ってました
しかし異例は有り得るようなのです
静香
静香
静香
静香
静香
ピンポーン
静香
静香
静香
玄関までいきドアチェーンを外し扉を開く
成美
静香
成美
静香
成美
静香
成美
成美
友人の成美を家に上がらせて2人で軽い話をしていった
楽しい話題でいっぱいだったが予想通り私のある事について質問された
成美
成美
静香
静香
成美
静香
成美
成美
静香
静香
静香
成美
静香
静香
静香
静香
静香
静香
成美
成美
静香
静香
静香
成美
成美
成美
静香
成美
成美
静香
静香
成美
成美
静香
それから少しゲームをして成美はバイトがあるので帰って行った
静香
静香
そしてその夜
静香
静香
静香
静香
静香
静香
静香
昨日は薄気味悪い視線を感じてあまり眠れなかったがそこに追い打ちをかけるよう
ある事が判明する
静香
静香
静香
静香
静香
静香
静香
静香
静香
引越したばかりでまだお金に余裕がなく直ぐに引っ越すことも出来ない状態
警察に通報したところで恐らく対した対策とかはしてくれないだろう
遂に私のパーソナルスペースに侵入してきた誰か…
それ以降また私は謎の視線を感じ続ける
自分なりの対策としてベランダに隠しカメラを設置して
ベランダから何者かが来るのを映像として収めることにした
もちろん部屋にも設置し何らかの対策を私なりに考えた
その策を行った翌日設置したカメラを回収し中身を確認する
ベランダの方を確認するとやはり何者かがベランダに現れただカーテンの閉まる窓をじっと見つめていた
これを証拠にこの人を逮捕してもらおうと警察にこれを届けあとの事は警察側が何とかしてくれるとの事だった
ようやく謎の視線から開放された私は家に帰ったあとその緊張からか疲れそのまま眠ってしまった
次に目を覚ましたのはその三時間後のこと
視線の元凶であるベランダに居た何者かは警察側が何とか対処してくれてるはず
にもかかわらずまだ視線を感じる
起きた理由はそれだった
その後そういえばと思い部屋にもしかけたカメラを起動する
そして中身を確認するとそこには恐ろしいことが判明した
形こそ人型ではあるがそこに居たのは明らかに人ならざるもの
急にフッと現れて寝てる私をただじっと見つめるその女の霊
少しすると何事も無かったように消えた
この部屋はいわく付きなのか?
そう思い部屋を提供してくれた不動産に連絡をするもいわく付きではないと言われた
嘘かとも思ったが声のトーン的に嘘をついてるようには感じなかった
ではあの霊は一体どこから?
気付かぬうちに自分がどこかから連れ帰ったのかと考えるが
特にそんなことは思いつかなかった
なんにせよ気持ちが悪いのは変わらないので早急にお祓いに行った
その時お祓いをする人にあることを言われた
貴女には兄妹とかいましたか?と
確かに私には妹がいたが彼女は数年前に亡くなってる
まだ私は兄妹について一言も話していないのに何故それが分かったのか
詳しく話を聞くとどうやら私に憑いてる霊はその妹本人だという
私と違い妹は心配性でそのくせして意外としっかりしていた
あくまで私と比べたらだがその妹が自分が居なくなってお姉ちゃんが一人で大丈夫か
それが気になって私に憑いてるとの事
自分が死んでしまってもなお私のことを気にかけてくれる妹に私は涙が止まらない
とはいえ彼女にずっと居てもらうのもそれは違うのでお寺の人に妹を天国にと送り出してくださいとお願いする
お寺の人はにっこりと笑いお祓いを始めた
気の所為かもしれないがお祓いの最中妹の声が聞こえた気がした
【お姉ちゃん私居なくても頑張って】
そんな言葉が聞こえた気がした
あれ以降視線を感じることはなくなった
ストーカーも無事逮捕され私を見守ってくれた妹は天国にと帰った
そうして私の生活は守られたのだ
あの出来事から2ヶ月ほど過ぎた頃
私は2ヶ月前の出来事をほとんど忘れて普通に生活をしていた
今日もいつも通りバイトから帰ってきてお風呂に入りご飯を作り食べて
やることを終わらせて少しのんびりした後部屋の電気を消しベッドにと入る
静香
静香
静香
静香
そんなことを考えながらスマホをしていると突然金縛りにあった
静香
静香
静香
静香
静香
静香
その考えを砕くように静香の前に何者かが現れる
静香
静香
静香の視点からは顔までは見えないが服装などは見えていてその服を見て女性と判断したのだ
静香
静香
静香
静香
そこまで言葉が出かけた時2ヶ月前の記憶がブワッと蘇る
妹の霊はもうこの世にはいない
じゃあ今目の前にいる女の人は?
静香
静香
それに気づいた時にはその女の人は消えていた
静香
怖くなり寝返りを打つ
振り向いた先には女の人の顔があった
とても人とは思えないほどの顔をしていた
皮膚はただれ髪の毛も抜け落ちて痩せこけたような顔をしていた
あまりの恐怖に私は声も出ることなくそのまま気絶してしまった
コメント
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これお題とは少し離れてる気がする