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■不純なオレら(R)①■ 再掲
エル(高校生)✕うさぎ(高校生)
兎「エルくん、どこ行くのさ」
教室を出た俺を、うさぎが慌てて追ってくる。
L「···トイレ」 兎「待って!自習だからってまたフケるの?」 ええまあフケますけど。
L「だからトイレ言うとるやろ。うさぎこそ戻って自習してろって···俺がフケんのなんか珍しくもあらへんし」
振り切るように、誰もいない廊下をずんずん歩く。 それでもうさぎはついてきて食い下がる。
兎「だからだよ、授業が気に入らなくてフケてるなら先生のいない自習くらい教室に居なよ」
···他のヤツラは面倒見ええなって言うけどさ。
L「俺が居ようと居まいとうさぎには関係ないやろ」
俺に言わせりゃおせっかいなの。 めっちゃ迷惑なの。 もうマジ困ってんのよ、俺。
兎「なんで関係ないんだよ」 L「ないやろ」
兎「エルくんがなくても、···っ」 歩きながら、離れずついてくるうさぎの声がちょっとさみしそうになったのを感じた。
もうトイレは通り過ぎて、一階に降りることにする。 うさぎはそれでも諦めない。
兎「なあ俺らあんなにいつもつるんでたのに、最近なんで、」 L「ウザくなった」
このひと月はもう限界やってん。
兎「でもっ、友達だろ!」
友達。 そう、それがイヤなんよ。 それがダメなんよ。 ダメなんよ、もうマジでマジで。
L「友達なんかもうやめたいねん」
···言った自分の胸が痛くなった。 きっとうさぎはもっと痛い。 それを隠そうともしないうさぎの声が、オレには更に痛い。
兎「なんでだよぉ。オレら今まであんな、仲良かったのに···急にどうしたんだよワケわかんない···」
ああもう勘弁してや。 今、うさぎは泣きそうになってる。 てか泣いてるのかもしれへん。
足を止め、ため息ひとつ吐いて振り返るとうさぎがまっすぐにオレを見ていた。 案の定、泣き出しそうな情けない顔で。
L「···んな顔すんなや」 兎「俺は、エルくんと居るのが一番···」 一番、······何や?
楽しい? 飽きない?落ち着く? なあ、一番···どうだってん?
必死で抑えてきた自分の中のありったけが、心臓を通って腕の先に集まり始める。
授業中の学校は静かで、オレら二人を取り残して知らん顔しとるみたいで。 まるで、見て見ぬフリをしとるみたいやから··· せやからオレは。
兎「だって···あ、なっなに、エルくんっ?」 考えるよりも先に、うさぎの手首を掴むとどんどん引っ張って歩いた。
L「だったらちょっと付きおうてや」 ②へ→
コメント
21件
もうこのお話大好きすぎますうぅぅぅ😭✨ 再掲ありがとうございます😭✨ 青春ですね…(* ´ ꒳ `* ) ゑちゑちな青春は とっても大好きです( *¯ ꒳¯*)ムフフ
学パロ系も結構好きです(*´ω`*) 私もカメラ持ってついて行きます
なんか懐かしい〜!!!!これめっちゃ好きだったやつ!!!!…だった気がする(-ω-;)ン?合ってますよね?←← 早く続きがみたいwねぇねぇエルくん連れてっt((殴じゃあ除くだk((殴うわぁ跳び箱になりt((殴殴これはダメだわ。いやぁまじなりたい。か、覗きに行く!!!!自習だし←←えーっと今日は特に兎くんは可愛いっとφ(..)メモメモ今日は入るぞ?٩( ᐛ )۶