奇病　-花吐き病-

皆さんは “奇病“ というのをご存じだろうか

奇跡の病気のことだ (そんなに詳しくはしらんが…)

その中で “花吐き病“ というのがある

“恋“に墜ち クロユリ を吐く前に思い人と両思いにならなければ 死がおとずれる

という病気だ

※作者は詳しくは知りません

この物語はそんな花吐き病に かかった鬱先生のお話

鬱は黄色い花ビラが口から出てきた

鬱はインターネットで黄色いチューリップの花言葉を調べた

望みなき恋

鬱は不思議に思った

なぜなら

恋などしていないからだ

たとえいつの間にか恋に墜ちるなどもしていない

最近外に出ていないからだ

恋をしていないなら

この奇病も治らない

死を待つだけだ

鬱は考えた

そしてあることを思い出した

数日前いきなりたくさんの花束が鬱のところに送られてきた

鬱はそれを触ってしまったのだ

花言葉　小さな恋

コンコンコン

しんぺい神は花びらに触ろうとする

ガチャ

皆へ 急でこめんなさい 僕はここから消えます 花束の意味が分かってくれたら うれしいです 鬱より

僕は君達を忘れない だが君達は僕のことを忘れてくれ ごめんなさい