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ネオン
ネオン
ジェル
けちゃ
けちゃ
ツタが足を絡める
ジェル
けちゃ
けちゃ
そう思った瞬間
ジェル
地面が飛び出してバラが潰される
その勢いで僕も吹っ飛ばされる
けちゃ
ジェル
ぐらっ
けちゃ
僕を囲むようにして大きな円が掘られる
その円の中が激しく揺れる
ジェル
さっきより揺れが大きくなる
ジェル
岩の雨が降ってくる
岩が僕に打ち付ける
けちゃ
体中に細かい擦り傷や切り傷ができる
血が噴き出した
けちゃ
ジェル
けちゃ
痛い、全身が悲鳴を上げている
ジェル
けちゃ
ジェル
ジェル
お前が守りきれなかったからやろ?
けちゃ
ジェル
嘲笑うように僕を見ているがその目はどこか暗かった
ジェル
お前の事責めとったんやないかなって
けちゃ
何も言い返せない
だってそれは
僕がずっと考えてた事だから
もしちぐが目覚めた時に
けちゃ
ちぐさくん
けちゃ
ちぐさくん
なんて言わないってわかってる
でも想像してしまう事が時折ある
ジェル
同情するような目で見てくる
ジェル
ジェル
ジェル
けちゃ
そんな事ない、
僕らはお互いに…!
けちゃ
けちゃ
けちゃ
真っ暗になった
ちぐのために戦ったり守ったりしてきた
でもそれがちぐにとって迷惑だったら?
けちゃ
呼吸が荒くなる
けちゃ
ジェル
どうしてそんな目で僕を見るんだろう
そんなに傷ついたような目で、
ジェル
地面が崩れ奴の手元に瓦礫が集まる
瓦礫は鋭いドリルに変わって行く
意識が朦朧としている
周りが真っ暗で先が見えなくて
1人取り残されたような感覚になる
どこに進んでも闇
孤独が広がる
足の力が抜けその場に立ち膝をついた
その時
ちぐさくん
一筋の光の様だった
眩しくて目を瞑ってしまいそうになる
けちゃ
ちぐは僕を抱きしめ立たせてくれる
そしてヒカリヘと連れてってくれた
けちゃ
けちゃ
ジェル
けちゃ
けちゃ
ジェル
けちゃ
けちゃ
飛んできた巨大なドリルを植物の壁が破壊する
ジェル
けちゃ
けちゃ
花の中心から太陽のような光が一直線に放たれる
ジェル
岩の壁ができたが光は壁に穴を開け進む
ジェル
シュゥゥ
光が当たり奴は倒れた
ジェル
けちゃ
そう言い苦しそうに目を細めた
ジェル
けちゃ
ジェル
けちゃ
ジェル
けちゃ
ジェル
けちゃ
ジェル
けちゃ
僕は胸に刻み込んだ
大嫌いだけどどこか辛そうで
染まりきれていない悪役の名前を
ネオン
ネオン
ネオン