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全て失った俺は仲間と…

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全て失った俺は仲間と…

14 - 空っぽの記憶喪失

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2024年09月04日

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ネオン

エピソード14!

ネオン

れつご!

さとみ

楽しませてくれよ?

ちぐさくん

もちろんだ!

さとみ

…ったくこの死にたがりは、

ちぐさくん

アイスブルー!

尖った氷の塊が飛んでいく

さとみ

ブロッケングラス!

透明なガラスの破片が飛んできた

それは氷と当たり砕け散る

さとみ

なるほどな、相性はわるくねぇな…

ちぐさくん

まだまだ!

しばらく氷とガラスぶつかり合っていた

だが次第に俺はおされていた

ちぐさくん

っ!

スッ

ピシャッ

肩にガラスがかすり血が出る

さとみ

お前今なんでおされてるかわかんないんだろ、

ちぐさくん

…っ!

さとみ

理由はな、コレだよ

そう言い彼は床にあるガラスを拾う

そして手の上で溶かし変形させて見せた

さとみ

砕けたガラスを集め変形させて使う…

さとみ

こうした方が効率がいいんだよ

ちぐさくん

おりゃっ!

不意をつこうと氷を飛ばした

だがいとも簡単に防がれた

さとみ

…無駄なんだよお前のする事は全て!

ちぐさくん

そんな事ない!

ちぐさくん

フローズンアロ!

彼の足もろとも地面が凍る

彼は動けなくなる

ちぐさくん

今だ…!

ちぐさくん

アイスブルー!

さっきより大きな氷で目を狙う

ちぐさくん

終わりだ!

さとみ

ヒュンッ

ちぐさくん

…え?

体が浮いき吹き飛ばされる

ドンッ

床にうちつけられ肺が痛くなる

ちぐさくん

はぁっはっ…!ゲホッ、

さとみ

俺に牙を剥くからこうなるんだよ

ちぐさくん

ゲホッ…ゴホゴホッ!

さとみ

まぁ、お前も可哀想だよな

さとみ

幼少期は施設で育ち引き取られたと思ったら記憶喪失で兄を忘れる

さとみ

それで今俺に殺される

ちぐさくん

…っ、

さとみ

ホントに

空っぽの人生だな

ちぐさくん

くっ…!

確かにこいつの言う通り俺は空っぽだ

俺は人生の半分の記憶がない

5、6歳までの施設での記憶は全くない

それ以前に俺は12歳の時に記憶喪失になった

それまでの記憶は全部なくなった

さとみ

そんな空っぽなお前に俺は殺せないなー

ちぐさくん

さとみ

あれ?何、自分でもそう思ったの?

ちぐさくん

違っ…!

絶対笑われる、そう思ったのに

さとみ

…苦しいだろうな

ちぐさくん

…?

その言葉は彼の…

さとみの本音のようだった

さとみ

そんな空っぽはもう殺してしまおう

ちぐさくん

なっ、!

さとみ

どうやって殺すとしようか…

そう言いながら手の上でガラスを溶かし弄ぶ

あぁ、俺は死ぬのかな

ホントに何も無い人生だった

楽しかった事嬉しかった事も全部忘れた

どうせ生きていた所で…

あっきぃ

…ちぐさ、

王子…?何?

あっきぃ

生きろ

ちぐさくん

…!

そうだ!記憶を無くしたからってなんだって言うんだよ!

これから沢山の思い出を作ればいい話だ

それに王子達は俺を頼ってくれた

その気持ちに…

ちぐさくん

俺は裏切れない…!

さとみ

なんだ急に、気でもおかしくなったか?

ちぐさくん

俺は…負けない!

ちぐさくん

ブリザードロウク!

辺りに真っ白の雪が嵐のように降る

さとみ

なんだこれ…!

ちぐさくん

アイシクルフォール!

天井に氷柱を作り出し雪の中にが降っている範囲に落ちる

さとみ

あぁぁぁぁ!

雪の中に血の色が流れてくる

雪が止む、

そこには頭に氷柱が当たり苦しそうに顔を歪めている青年が立っている

ちぐさくん

観念しろ

さとみ

…あぁ、そうだな降参だ

彼は疲れたように両手を挙げる

さとみ

さぁ、殺すならさっさと殺せ

ちぐさくん

…俺は人は殺さない主義なんだ

さとみ

…このお人好しが

ネオン

さぁ!ちぐさくん編終了!

ネオン

考えが浮かばなすぎて出すのが遅くなってしまっています…

ネオン

本当にすみません!

ネオン

今回も読んでいただきありがとうございました!
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