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コメント
1件
続きが楽しみです(*>ω<*)✨️
主
さつき
主
さつき
主
主
主
※こちらBL入る想定です。 苦手な方はスマホを投げて お帰り下さい。
※こちらは完全二次創作であり、 ご本人様は一切関係ございません。
主
──さらさらと涼しい風が 髪を掻き分け空を泳ぐ。
いざ目の前にすると恐怖心は 沸いてこなくて
空が綺麗だな、とか 風が気持ちいいなとか、
─そんな事を考える。
如月ゆう
ゆっくり深呼吸をして
─やっと、お別れの時間。
如月ゆう
れる
よく通る、まるで天然水のような でも芯のある声が 広々とした屋上によく響く
ぱしゃっと、顔に水を かけられたような
はっとする感覚。
如月ゆう
れる
急いで来たと言わんばかりに 息を乱した彼は、少し息を落ち着けてから、はっきりとこう言った。
れる
如月ゆう
れる
れる
れる
息も絶え絶えにれる…さんは 言葉を並べていく。
如月ゆう
れる
如月ゆう
れる
れる
言い返そうとする言葉は 尽く遮られ、淡々と返される。
如月ゆう
れる
れる
その言葉を聞いて、 やっと僕が顔をあげると
そこには、寂しそうに笑っている …青空が、よく似合う人がいた。
れる
一瞬の決意の表情の後、 しっかりと僕の目を見て
れる
って、彼はぱっと僕の手を取り、 きらきらと瞳を輝かせて 言葉を続ける。
れる
れる
れる
如月ゆう
色とりどりのシャボン玉が弾けるように、絵の具を塗るように 僕の世界は虹色に染まっていく。
─きらきらと輝いて止まない、 僕の、ゆうさんのほうき星
目がチカチカする程眩しい君は、 …太陽みたいな笑顔で頷いた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
れる
れる
彼の迫力に負けてなのか、 何かが変わる気がしたからか、 僕は自殺を諦め、話を聞いていた。
如月ゆう
れる
如月ゆう
れる
如月ゆう
れる
如月ゆう
まさかこんな明るい子も、 死のうとするもんなんだなって
世界は広いと思うと同時に、 少し、不思議に思った。
如月ゆう
れる
如月ゆう
純粋な疑問を口にしてしまい、 すぐ我に返る。
しまった、答えたくないだろうに。 嫌な事を聞いてしまった。
如月ゆう
如月ゆう
れる
彼はきゅっとはにかんで、 苦笑いをしながら、話し始めた。
れる
れる
如月ゆう
れる
れる
れる
れる
少し虚ろな瞳で彼は言う。
れる
れる
れる
如月ゆう
れる
れる
れる
確かに大半は理解できなかった けど…1つだけ、はっきりと 分かった事がある。
…誰かの為に、 死のうとしてるんだ。
その誰かによって、 自分が壊される前に
贖罪と称して、自分の名誉と、 その誰かを、もう傷つけない為に。
如月ゆう
如月ゆう
れる
れる
如月ゆう
如月ゆう
如月ゆう
初対面の人に、何話してんだろ。
話した所で何が変わるの? なんの意味もないのに。
それでも、なんだか言葉が 溢れて止まらない。
如月ゆう
如月ゆう
れる
その言葉は、静かなその声に 止められてしまった。
如月ゆう
れる
如月ゆう
すぐ、そんな事を言えてしまう。
如月ゆう
如月ゆう
れる
真っ白で毛先が虹の髪の毛が、 太陽を反射させてゆらゆらと輝く。
きらきらとした翡翠と群青の瞳が、 まっすぐ僕を見据えている。
如月ゆう
れる
如月ゆう
如月ゆう
そう言うと、君は頬を緩ませて
れる
って、笑ってくれたんだ。
主
さつき
さつき
主
主
主