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もな
68
#シェアハウス
#死に戻り
青空美空
161
それはある秋の日だった
七時四十五分きっかりに登校した私は、
生徒会の業務を済ませて教室に入った
氷乃真城
いじめっ子
私が挨拶をすると、上ずった声で返事が一つだけ返ってきた
氷乃真城
いじめっ子の仲間
私は一旦会話を止め、その者の後ろに視線を投げかけた
赤茶色の大きな目がこちらを見つめ返す
氷乃真城
いじめっ子の仲間
氷乃真城
氷乃真城
氷乃真城
桃ノ木れい
氷乃真城
いじめっ子
氷乃真城
氷乃真城
いじめっ子
やがて周りに人はいなくなっていった
桃ノ木れい
氷乃真城
氷乃真城
桃ノ木れい
氷乃真城
氷乃真城
今日は、いつもと少しだけ違う一日になりそうだ
佐久間えみり
城ヶ崎あかり
城ヶ崎あかり
城ヶ崎あかり
佐久間えみり
城ヶ崎あかり
氷乃真城
佐久間えみり
城ヶ崎あかり
私の姿を見ただけで、声を聞いただけで、人々は簡単に怯えた態度をとってしまう
氷乃真城
氷乃真城
佐久間えみり
氷乃真城
城ヶ崎あかり
氷乃真城
氷乃真城
佐久間えみり
佐久間えみり
城ヶ崎あかり
佐久間えみり
二人はまた、私が来る前と同じように楽しげな言葉を交わしていた
木下そら
星咲しずく
星咲しずく
木下そら
木下そら
木下そら
氷乃真城
氷乃真城
星咲しずく
氷乃真城
星咲しずく
星咲しずく
木下そら
星咲しずく
氷乃真城
氷乃真城
これで全員が揃った
あとは昼休みを待つだけだった
昼休み、私は弁当を持って屋上に来た
先に到着していたであろう五人と、補佐官の視線が一斉にこちらを向く
氷乃真城
氷乃真城
氷乃真城
桃ノ木れい
氷乃真城
私は少し間をとってから口を開いた
氷乃真城
その瞬間、皆が目を見開いた
普段は固く表情を変えない補佐官の二人ですら不意を突かれたような顔をしている
桃ノ木れい
佐久間えみり
木下そら
十数秒経ってようやく返ってきた言葉は、疑問に満ちていた
そして不信すら孕んでいた
氷乃真城
孤独を恐れ、光に縋ろうとする五人の姿
私はもう決めていた
六人でアイドルになって、夢を叶えに行こうと
氷乃真城
氷乃真城
氷乃真城
星咲しずく
星咲しずく
氷乃真城
氷乃真城
氷乃真城
氷乃真城
佐久間えみり
氷乃真城
桃ノ木れい
桃ノ木れい
決然とした声だった
釣られたように他の四人もゆっくりと頷く
城ヶ崎あかり
城ヶ崎あかり
氷乃真城
氷乃真城
補佐官たち
氷乃真城
補佐官たち
氷乃真城
星咲しずく
木下そら
そらはしずくの側に立ち、歩き始めようとする
氷乃真城
氷乃真城
私はそらにそっと耳打ちした
木下そら
木下そら
氷乃真城
氷乃真城
星咲しずく
しずくは何も知らない様子でいた
私は何も言わず、屋上を後にした
会長から「アイドルをしよう」と言われて一週間が経った
でも、僕が夢を叶えるには邪魔な存在がいる
僕は早ければ今日、ソイツと別れられる
そらの母親
僕は一封の封筒を挟み、母親と向き合っていた
その封筒には「氷乃弁護士事務所」と書かれていた
そらの母親
そらの母親
そらの母親
そらの母親
母親は僕の前に札束を叩きつけた
見たこともないほどの大金だった
こんな金、持ってないはずなのに__
そらの父親
木下そら
運がいいのか悪いのか、この家で唯一の敵でない存在が現れた
そらの父親
父親は札束を見るなり血相を変えた
そらの父親
そらの母親
そらの母親
そらの父親
そらの父親
そらの父親
赤くなっていく父親とは対照的に、母親は青ざめていくばかりだった
そらの父親
そらの父親
そらの父親
その声は冷たく、確かに響いた
そらの母親
彼女は子供のように泣きじゃくり、父親に縋りつこうとした
だがその手は無情にも振り払われる
木下そら
木下そら
ようやく道が開けた
そんな気がした
コメント
3件
第2話、読ませていただきました…! 真城会長のクールで確かな言葉の一つ一つが、5人の心にちゃんと届いていく感じがして、読んでいてじんわり温かくなりました。特に、そらくんのラストの家庭の場面は切なくて、それでも“道が開けた”と思えた瞬間に、胸がぎゅっとなりました。アイドルという希望の光と、現実の重さが絶妙に描かれていて、続きがすごく気になります。