繋ぐ

30分前

実はしょうには隠してることがある。

そう。私は余命宣告をされてる。 無理言って普通の生活をさせてもらってる。残り3ヶ月の人生…。

そう言うと私は二階の自分の部屋にはいってベットにはいった。

これ以上しょうに隠してられない 余命宣告のこともあったから告白もできずずっと幼なじみの関係。 明日本当のことを言おう。

〜放課後〜

言い出しづらく言葉につまる。

やっと言えた…。

次の日からみれいは学校に来なくなった。病院も教えてもらえなかった。 家も引っ越して、どこにいるんだよ。 俺はずっとみれいのこと…。

それから2ヶ月後わたしは入院。お母さんがいつでも帰れるように病院の近くに引っ越した、正直安心したんだ、しょうから離れられて。これ以上しょうを困らないですむ。

お母さんは病院を出て仕事へ

深く深くお辞儀をしたしょうは走ってみれいのある病院へ向かった。

違います。そりゃそうだよな。 俺が好きでも…。

ガラッ。病室のドアをあけてみれいの元に駆け寄る。

みれいとしょうは号泣。それから2人は他の人が入る隙もないくらい一緒にいた。

それから2ヶ月。余命の3ヶ月も過ぎ、私は立つこともご飯を食べることすらできなくなっていった。

売店に向かい戻ってくると、

先生は全力でみれいを助けようとしてくれた。けど、だめだった。

何も言葉が出なかった。 悲しすぎて涙も出なかった。

それからみれいのお葬式もすみしばらくしてからのこと。 みれいのお母さんからLINEが来た

家に着くとなんとも悲しそうな笑顔でみれいのお母さんがソファに座っていた。

そういってお母さんが差し出したのは１通の手紙だった。

手紙を受け取って開くと、そこにはみれいが最後の力を振り絞ってかいた文字がつづられたものだった

しょうはこれを読んでみれいが亡くなった時我慢してた涙がぶわぁっと溢れ出した。声が枯れるまで泣いた。