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コメント
8件
テストお疲れ様でした! 若井さんだと憎めないところがまたまた難しい...続き楽しみにしてます!無理しない程度に頑張ってください💪
テストお疲れ様でした、 ふわふわ可愛い涼ちゃん…可愛い。 涼ちゃんの「頑張ってね」の意味が深そうで、雰囲気もすごい好きです 続きが楽しみ
大森元貴side
ただ教室を離れたくて、ひたすら廊下を走る
校内をまだよく把握していないため、今どこを走っているのかよく分からない
すれ違う人たちが怪訝そうな顔でこちらを見ている
早く人の居ない所へ行こう、
ある渡り廊下を走り過ぎると、一気に雰囲気が変わった
人気のない校舎
静まり返っていてよく音が響く
辺りを見渡す感じ、ここが旧校舎だと分かった
人が居なくていいじゃん、
そう思って自分と同じ学年クラスの教室を探し始めた
4階で「1ー2」と書かれた古いプレートを見つけた
何で1年なのに4階なんだろう?と思いつつも中を覗く
そこは埃が少し被っているけれど普通の教室とほぼ同じだった
机も椅子も置いたまま
窓は開けっ放しでカーテンも束ねられてない
そんな場所なのに何故か神聖な場所に思えた
失礼します、と一応声を掛けてから教室に入る
普段座っている席と同じ位置の席に腰を下ろす
大森元貴
緊張が抜けて思ったよりも大きなため息が出た
いつもと違った静けさが心地よい
カーテンの隙間から零れる太陽の光が暖かい
生易しい風が頬を撫でる
もうずっとここに居たいなって思った
ここの居心地の良さを知ってしまったら、もうあの教室に戻れなくなりそうな気がした
机の上の埃を優しく払い、弁当を広げる
食べようとしたその時だった
大森元貴side
藤澤涼架
大森元貴
いきなり真後ろから声を掛けられびっくりした
ゆっくりと後ろを振り向くとそこには金髪の優しい顔をした男の人、?が座っていた
音も立てずにどうやって座ったんだ…?
藤澤涼架
藤澤涼架
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
何だこの人、展開が早すぎる
自分が名乗らないのは良くないかと思い、少し遠慮しながら自己紹介する
大森元貴
藤澤涼架
藤澤涼架
大森元貴
そこでふと気づいたことがある
藤澤涼架、?の上履きが3年生の学年色だった
つまり藤澤涼架は僕より2つ年上の先輩だということ
大森元貴
藤澤涼架
藤澤涼架
大森元貴
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
そう聞くと、涼ちゃんは一瞬悩むような顔をした
それから、
藤澤涼架
と、言った
「戻れない」とはどういう意味なんだろう?
僕みたいに戻りたくないって事なのかな
どういう事ですか?と聞こうと思ったけど、
初対面で質問攻めするのは良くないと思ったから辞めておく
思ったことがすぐ顔に出たり口にしてしまうのは僕の悪い癖だ
藤澤涼架
大森元貴
藤澤涼架
藤澤涼架
藤澤涼架
大森元貴
藤澤涼架
藤澤涼架
藤澤涼架
藤澤涼架
塩と砂糖を間違える人って本当に居るんだ…
そう考えると何だか笑えてくる
大森元貴
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
藤澤涼架
藤澤涼架
無意識のうちに顔が強ばっていたのかな
もしかしたら若井たちと居る時も無意識に顔を歪めていたのかもしれない
でもなんだろう、
涼ちゃんと居ると心が落ち着く
藤澤涼架
大森元貴
藤澤涼架
藤澤涼架
「元貴くんの笑った顔僕は好きだな〜」
「元貴の笑った顔俺は好きだよ」
若井と涼ちゃんの言葉が重なる
昔はよく僕も若井も笑い合っていたのに、
いつからあんな関係になっちゃったんだろう
もしかしたら、
若井はずっと前から僕が嫌いだったかもしれない
僕の悪い癖が嫌だったかもしれない
若井は優しいからそれを口にしなかっただけかもしれない
でもこれらも僕の憶測に過ぎない
事実とは限らない
ねえ若井、教えてよ
僕の何がダメだったのか
若井は僕が贔屓さただけでいじめるような奴じゃないって信じてる
僕はまだ若井のことが嫌いになれないよ
藤澤涼架
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
藤澤涼架
藤澤涼架
大森元貴
「またね」と言われたことがすごく嬉しかった
また、会えるんだよね?
大森元貴
そう言うと、涼ちゃんは少し驚いたような顔をした後にニコリと笑った
涼ちゃんのお陰でもう少し頑張れそうな気がする
主の戯言
こんにちわ!
今回は涼ちゃん初登場です!
ふわふわで優しい涼ちゃんが可愛すぎる
昨日と今日テストだったんですよ😢
範囲の内容がまじで理解できなくて詰みました
しかもテスト明けの休みは大会が…
休みをください(?)
前話♡200もありがとうございます!!!!!
よければいいねとコメントお願いします✨
NEXT→♡200